営業マンの報酬体系のほとんどがフロー型の収益構造になっていることの弊害は大きいです。
「今月は100万稼げても来月はゼロかもしれない…」
こういう不安が営業マンのメンタルをダメにしてしまう原因になるからです。
ですから、私は全営業マンにストック収益をもう1つ別に持つことをおすすめします。
ストック収益とは
まずは、フロー型とストック収益について簡単に説明しますね。
例えば、自動車で言えば、車両を販売するのはフロー型にあたります。1台販売すれば100万単位の売上が上がりますが、1人の顧客が毎年自動車を買い替えてくれることはありません。
その一方、1年点検や車検などをはじめとした法令点検で定期的にあがる収益はストック型にあたります。
では、プリンターではどうでしょうか。
家電量販店には、信じられないような安価で最新のプリンターが並んでいますよね。
これは、プリンター本体を販売するフロー型の収益を下げてでも、インク購入による収益をストック型収益で安定した売り上げを上げる戦略を取っているからです。
電気やガス、携帯電話などのインフラ系も、ストックビジネスの代表と言えます。
営業マンには自由に使える時間とお金がある
営業マンがストック収益を別に持つべきなのは、メンタル面などの安定のためだけではありません。
取り組める時間とお金があるからです。
1日社内で働いている内勤業務の人は、業務外でしか時間を確保することは出来ません。
しかし、営業マンであれば、移動中の時間に本を読んで勉強することもできますし、次の商談までの待機時間にカフェでPCを使って作業することも可能です。
歩合給制の営業マンで、収入に余裕があるのであれば、何をはじめるにしても有利です。
自由な時間に漫画を読んだり、サボったりするのであれば、もう1本のストック収益源を作るために使ってみたらどうでしょうか。
ストック収益で生活費を確保する
理想を言えば、ストック収益だけで生活費が確保できる金額を得ることです。
そうすれば、スランプで契約が取れず報酬が少なくても、極端に言えば体調を崩したり怪我をして入院したとしても、生活が脅かされることはありません。
こういう安定感があると、何の心配もなく本業に集中できるので、今まで以上に実力が発揮できるようになります。
副業をしたら、本業に集中できなくなるなんて考えはちょっと古いですね。
但し、まとまったストック収益を得るまでには、少々時間がかかります。
ですので、「その通りだな!」と思ったら、今すぐにでもすっとック収益を得るべく行動を起こしましょう!
※ 但し、会社の就業規則で副業が禁止されている場合はマイナンバー制度もはじまりますし注意が必要です。
でも、副業は禁止で、株やFXはOKって不思議ですよね。
株価が気になって仕事に集中できない人も沢山いるだろうに(笑
本日のまとめ
私がブログを書いているのは、営業が好きで書きたいことがいっぱいあることや、悩んでいる営業マンの助けになりたいこと、また、自分のブランディングという狙いがある一方、ストック収益を確立するという狙いもあります。
営業マンでストック収益が欲しい人はブログはおすすめですよ。
話すのが商売の営業マンにとって、ブログを書くのはそんなに苦になりませんからね。
それに上手く運営すれば、本業の集客ツールにもなるので一石二鳥です!