結果を残す人は「取り敢えずやってみよう!」と考え、結果が出ない人は「もっといい方法はないか…」「本当に結果が出るだろうか…」と考える。
さて、あなたはどちらのタイプですか?
今日は、取り敢えずやってみることが重要だよねというお話しです。
結果の出ない人は、まず答えを知りたがる
先日、さんま御殿というバラエティー番組で、水沢アリーさんという女性タレントがこんなことを言っていました。
「『経験すればわかる』って言われるんですけど、経験する前に知りたいじゃないですか?」
もの凄く集中して観ていたわけではないので、言い回しが正確かどうか自信はありません。ただ、伝わってきたのは「失敗したくない」という気持ち。
「あ~、この人は物事をやってみる前から答えを欲しがるタイプなんだろうな…」って感じました。
でも、数学じゃあるまいし、「1+1=2」のような答えってあるんでしょうか…
それにしても、答えを知りたがる人って多いですよね。
「頭を使わずに体を動かせ!」みたいなことを押し付ける気はありませんが、自分で経験する以上に答えを見出す近道はないと思うんですよね。
私が過去に見てきた頭角を現す営業マンは、「取り敢えずやってみっか!」というタイプが多かったです。
答えを教えても、都合のいいこと以外は聞きやしない
「僕は魚の釣り方じゃなくて、魚が欲しいんですよ!」
こんなふうに直接的に言う人はいませんが、言わないだけで本音はこう思っている人って多いですよね。
最近では、魚の釣り方ではなく、魚を与えよう!って推奨している人もいるくらいです。
ただ、もし答えのようなものが存在して教えてあげたとしても、結局教えたことが受け入れがたい答えの場合、答えにはならないんですよ。
過去にこんなことがありました。
「白井さんがいい成績を上げ続けられるのは、何か隠していることがあるからだ!」
こんな疑惑が営業メンバーの中で渦巻いたときがあったんです(笑
その当時、毎月成績トップを取り続け、2位の営業マンに倍以上の差をつけていたので、そう思われてしまいました。
「自分さえよければいいのか!?」
こんな声が大きくなってきたので、これはまずいと思って全てを公開することにしたんです。
(別に隠しているつもりはなかったんですけどね)
でも、正直言って私は天才肌の営業マンではありません。
人の2倍・3倍やって数字を作っていたので、検索エンジンで法人をピックアップしてリスト化する作業を、平日家に帰ってから3時間とか土日祝日も1日中やっていることも多いというようなことも含め包み隠さず全て伝えました。
では、これで私のやり方を真似した人って何人いたと思います?
答えは1人。たったの一人ですよ。
「隠し事をしている」とか散々言ってた割には、本当のことを教えたのに真似するわけではないんですね。
「もっと、効率がいい方法があるはずだ」
「土日・祝日まで仕事をするつもりはない」
結局、私はその会社を去るまで1度たりとも営業成績1位の座を奪われることはありませんでした。
ちなみに、私のやり方を唯一真似20代半ばの営業マンは、その後、年収1千万を稼ぐ営業マンに成長しましたよ。
本日のまとめ
答えを知りたがる気持ちは解りますが、まずはやってみましょう。
そして、教えてもらったからには、素直に実践するようにしてください。
やる前から「上手くいくかな…」って考えすぎたら何にも出来なくなりますよ。