引き寄せの法則って知っていますか?
有名なのでご存知の方も多いと思いますが、似たものを引き寄せてしまうという真理のようなものです。
私は特定の宗教を信仰したりしていませんが、この引き寄せの法則に関してはある気がします。
引き寄せの法則とは
聞いたことが無い人もいるかもしれませんので、引き寄せの法則について引用します。
「それ自身に似たものを引き寄せる」ということ。
あなたの「思考」や「感情」にはつねに「引き寄せの法則」が働いて磁石のように似たものが引き寄せられ、実際の「経験」となっている。
出典:「引き寄せの法則」とは
なんかスピリチュアルな臭いがしますが、その一方で「なるほど…」って思いますよね。ポジティブ思考がいいとか、ネガティブ思考はやめた方がいいと言われているのは、まさに引き寄せの法則が働くから。
これってビジネスの現場にも当てはまるんですよね。
嫌なお客やトラブルが多い営業マン
過去に数えきれない営業マンを見てきましたが、嫌なお客やトラブルが多い営業マンって決まっています。
でも、不思議といえば不思議ですよね。
私がやってきた営業は新規開拓ですので、面倒くさいお客さんやトラブルやクレームが発生する確率は同じはずなのですが、営業マンによって全然違うんです。
良い顧客ばかりを抱えている営業マンもいれば、クレームばかり言ってきてトラブルになるような顧客ばかりを抱えているような営業マンもいます。
別に新人営業マンには、面倒な顧客の多いリストを渡しているわけではないのにです。
(実際、面倒な顧客かどうかなんて、訪問前に知る方法はありませんし)
もちろん、偶然や運のような要素が無いとは言いません。
しかし、短期間ではなく長期間で見ても偏りがあるということは、引き寄せの法則のような力が働いているとしか言いようがありません。
マイナスごとは自分自身が引き寄せている
もし、「ついてないな」とか「運が悪いな」と思っているのであれば、まずは、こう自覚することから始めてみてください。
お客さまを切ることも必要
さて、これ以上続けると自己啓発のブログになってしまいますので、ここからはビジネスの現場で使える話をします。
引き寄せの法則を意識して、常にポジティブ思考で毎日頑張っていたとしても、嫌なお客と出会うことはあります。
「なんとか契約が欲しい」とか「顧客との取引が終了したら大変だ」という一心で、全顧客に一所懸命に対応する営業マンは多いですが、正直言って「例外もある」って思います。
例えば…
- どうしようもない無理難題を押し付けてくる
- 完全に見下したり、馬鹿にした態度を取り続ける
- 約束と違うことを言い始めて譲らない
上記のような商談相手や顧客とは取引する価値はありません。
上司への確認は必要ですが、あまりに酷い場合はこちらからバッサリ切ってしまいましょう。
そういう顧客に振り回される時間と労力、そして、それが原因のモチベーションの低下を考ると、マイナスの影響は計り知れません。
また、そういう顧客を抱えていると、不思議と同じような顧客を呼び寄せてしまうことになります。
私も過去に数回ですが、こちらから取引の継続をお断りしたことがあります。
先方にその旨を伝えるときは決していい気分ではありませんが、振り返って考えるとそうして良かったと思っています。
本日のまとめ
引き寄せの法則は、いい方にも働きます。
ですから、ポジティブでいることも忘れないようにしてください。
但し、ポジティブでいるだけで、いいことが起きるわけではありません。
そこには行動が必要です。
「今日は契約が取れる気がする!」こう思っていても、飛込みもテレアポもしなければ契約は取れません(笑
「ポジティブ+行動」ではじめていいことが引き寄せられることを忘れないでください。