「近くの〇〇」という検索が増えているようです。
店舗系や地域密着系のビジネスの集客の武器になるかもしれません。
営業マンとして、お客さまに是非教えてあげてください。
「近くの○○」検索急増
まずは、以下の記事を読んでみてください。【参考】「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
店舗系や地域密着系のビジネスをしている顧客を持つ営業マンは絶対に知っておくべき内容です!
上記記事の中にはこのような内容が書いてあります。
グーグルが実施した調査によると、”near me”や”closest”、”nearby”などと組み合わせたクエリが急上昇しているそうだ。日本語だと、「近くの」や「いちばん近い」「すぐ近くの」といった言葉をあわせた検索だ。
2015年3月では2011年の34倍に増加し、昨年比でも2倍近くにまで増えている。2014年の下四半期においては、80%がモバイルからとのことである。
出典:「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
これだけでも十分わかると思いますが、念のため説明します。
例えば、渋谷にいる女性が「カフェで一休みしたいな…」と思ったとします。
もちろん、目の前にスタバやドトールなどのカフェがあれば、検索することなくお店に入ってしまうかもしれませんが、たまたまカフェがあるところばかりではありません。
また、「いつもドトールばっかりだし、たまには違うところに行きたいな…」と思ったり「スタバは混んでるな…」という状況のときには、スマホで「近くのカフェ」と検索して違うカフェを探す可能性がありますよね。
確かに考えてみれば、「近くに喫茶店ないかな?」とか「近くにラーメン屋ないかな?」って思うときは多いですからね。
上記記事内にもありますが、「近くのコンビニ」「近くの薬局」「近くのガソリンスタンド」と聞くだけで、すぐに回りのお店が探せます。
とグーグルも告知しています。
そのうちテレビで「近くのカフェ」とか言ってお店を探すようなグーグルのCMが流れるかもしれませんね。
驚くべきデータと具体的な対策方法
同記事内にあるグーグルが発表しているデータを引用します。50%はその日のうちにそのお店に訪問している
18%はその日のうちに購入している
どのお店で食べるか決めていないときは、食べに行く30分前までは(どのお店にしようかを)検索して調べようとしない
若者の40%は、レストランの中でメニューの情報を調べる
出典:「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
驚くべきデータですよね!
店舗などの地域密着ビジネスをしていて対策しないのはバカって言ってもおおげさじゃないですよ、本当に!!
スマホで「渋谷 カフェ」と検索してみてください。
画面を見ればわかりますが、「場所+業態」といった検索ワードでは既にいくつかのカフェが表示されます。
もちろん、自然に表示されるようになった店舗もありますが、中にはMEOといってSEO業者に依頼して「場所+業態」したときに自分の店舗が表示されやすいよう対策してある場合もあります。(今はペナルティのリスクがあるので減ったとは思いますが…)
どちらにしろ言えることは、こういう状態になっているキーワードを狙って後から頑張ったところで、手遅れなんですね。
しかし、「近くの〇〇」の対策をしているところは多くないはずです。
ですから、「近くのカフェ」「近くの喫茶店」「近くのラーメン」「近くのランチ」等のキーワードで検索したユーザーを取り込む対策がおすすめなことを顧客に教えてあげましょう!
対策として一番簡単な方法は「渋谷駅1分のカフェ〇〇」としかサイトやブログに書いてないのであれば、「渋谷駅近くのカフェ〇〇」とか「道玄坂近くの喫茶店」のような「近くの」というキーワードを適度に盛り込むことです。
(基礎中の基礎の対策ですので、本気であれば調べてあらゆる対策をとりましょう)
本日のまとめ
私も外出先でお店を探すときはスマホを使って調べます。スマホで検索すれば、店舗の大体の様子が判りますし、必要であればタップすればお店に電話できます。また、お店までの経路までナビしてくれますので本当に便利です。
しかし、実店舗のオーナーの中にはスマホ対策を全くしていない、考えたことがないという方も多いので、今日紹介した記事を見せてスマホ対策の重要性を教えてあげてください。
下手な広告を打つよりも新規来店に繋がる可能性があります。