ビジネス用のスーツケースは、今や出張の多いビジネスマンのマストアイテムです!
しかし、はじめて購入する場合、何を基準にどんなスーツケースを選べばいいか迷ってしまいます。
そこで、まだほとんどのビジネスマンがスーツケースを使っていない14年前から、コロコロしていた営業マンの私がスーツケースの選び方やおすすめをご紹介します。
目次
ビジネス用スーツケース・キャリーバッグの選び方
海外旅行などプライベートであれば、派手な色や可愛いものでもいいかもしれませんが、ビジネス用となるとそうはいきません。
あまりにド派手なものを使っていると、ビジネスマンとしての品格を疑われかねないですからね。
そこで、まずは選び方についてお教えします!
選び方1 サイズ
ひとくちに出張と言っても、1・2泊の国内出張から1週間以上の長期出張までいろいろあります。
ですから、サイズ選びのときには以下の表を参考にしてみてください。
宿泊日数 | サイズ | 容量 | 高さ |
---|---|---|---|
1~2泊 | ss~sサイズ | 20~45L | 55~60cm |
3~4泊 | sサイズ | 45~60L | 60~65cm |
5~7泊 | M~Lサイズ | 60~80L | 65~70cm |
7~10泊 | L~LLサイズ | 80~100L | 70~75cm |
10泊以上 | LLサイズ | 100L超 | 75cm超 |
上記はあくまで目安です。
持ち物によっては、荷物が多くなることもありますので迷ったらワンサイズ大きめのものを選ぶと間違いありません。
但し、LLサイズは本当に大きくなってしまいますので注意が必要です。
選び方2 ハードかソフトか
スーツケースの種類には、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
もちろん、好みの問題もありますが、国内出張時のビジネスマンはソフトタイプを使っている方が多く、海外出張時のビジネスマンはハードタイプを使う方が多いです。
ハードタイプのスーツケースのメリット
ハードタイプのスーツケースは以下のような感じです。
海外旅行のときによく使われているタイプといえばピンときますよね!
ハードケースのメリットは、なんといっても頑丈なこと。
空港ではスーツケースは乱暴に扱われますので、海外出張の多いビジネスマンはハードタイプを選んでおくほうが無難です。
その他にも、中身が壊れる心配がない、大きく開閉できるので荷物の整理がしやすいなどのメリットがあります。
ソフトタイプのスーツケースのメリット
次はソフトタイプのスーツケースです。
新幹線のホームにいる出張中のビジネスマンのほとんどがソフトタイプのキャリーバッグを使っているのには以下のようなメリットがあるからです。
- 軽い
- 機動力がある
- 落ち着いた雰囲気
- 外側に小物用のポケットがある
出張中に移動が多い場合は、少しでも軽い方がいいですよね。また、エスカレータが無い駅などでは、キャリーバッグを持ちあげなければならないこともありますので重宝します。
種類によっては、リュックのように背負えるタイプもありますので、機動力重視の方はそういうタイプを選ぶといいです。
選び方3 キャスターの数
スーツケースやキャリーバッグは、キャスターが2輪タイプと4輪タイプの2種類があります。
4輪タイプのメリットと言えば機動力です。
前後左右、斜めにも動かすことができますので、駅のホームや電車など人が多かったり、狭い場所の移動は超便利です。
2輪タイプのメリットは、走行性の良さです。
真っ直ぐ引っ張って歩くときは、4輪タイプとは比べ物にならない程引っ張りやすいです。
一般的には、2輪タイプの方が壊れにくいと言われていますが、4輪でもいいものが出ていますので一概には言えません。しっかりとしたメーカーのもので、ある程度の価格のもの(安物でないもの)を選ぶのがコツです。
キャスター部分は、スーツケースやキャリーバッグでもっとも酷使する部分で壊れやすいので、選ぶときの基準としては超重要です。
選び方4 機内持ち込み
スーツケースやキャリーバッグの選び方で重要なもののひとつに、機内持ち込みがOKなサイズかどうかがあります。
国内の短期出張で空港を利用する場合や、逆に海外への長期出張で荷物が多く、手荷物もキャリーバッグを利用したい場合は、機内に持ち込めるサイズにしましょう。
機内に持ち込めるサイズは、明確に決まっています。
【100席以上の飛行機の場合】
- 3辺の合計が115cm以内
- 高さ55cm × 幅40cm × 奥行25cm 以内
※ 重さ10kg以内
【100席未満の飛行機の場合】
- 3辺の合計が100cm以内
- 高さ45cm × 幅35cm × 奥行20cm 以内
※ 重さ10kg以内
また、機内に持ち込めると以下のようなメリットがあります。
- 壊れにくい
- 紛失しない
- 手間がない
空港で荷物を預けると、想像以上に乱暴に扱われますが、手荷物にすればそういうことは無くなります。
また、ロストバッゲージ(スーツケースの紛失)も避けられますので、貴重品など絶対に無くなったら困るものは手荷物として機内に持ち込むべきです。
更には、手荷物を預けたり、到着後にターンテーブルの前で荷物を待つ必要がありませんので、手間と時間が大幅に削減できます。
選び方5 ロックシステム
スーツケースやキャリーバッグには、シリンダーロックという鍵式のロックシステムとダイヤル式、もしくは両方が付いているものがあります。
正直言って上記に関しては好き好きで構いませんが、一般的にはダイヤル式は面倒くさいので、開け閉めが多い場合は鍵式をおすすめします。
それよりも、一番気を付けて欲しいのはTSAロックです。
9.11のアメリカ同時多発テロ以降、アメリカの空港ではスーツケースの中をチェックするようになりました。
ですので、TSAロックが付いていないスーツケースやキャリーバッグの場合、鍵を開けたまま荷物を預けなければなりません。(鍵がかかっていると壊されます)
しかし、TSAロックであれば、開錠ツールを使って鍵を開けることができるので、鍵をかけたまま荷物を預けてOKなのです。
セキュリティーのためにも、TSAロックありのものを選びましょう。
おすすめの人気キャリーバック
では、上記をふまえた上でおすすめの人気キャリーバッグをご紹介します。
2輪・ソフト・縦型のキャリーバッグ
2輪・ハード・横型のキャリーバッグ
キリがないので2種類だけにすることにしました。
本日のまとめ
スーツケースやキャリーバッグは本当に色々な種類がありますので、デザインや形、価格や用途などをよく考えてお気に入りのものを見つけましょう!