営業マンは弱気になったらおしまい。
ナポレオンの格言を引用して、強気の大切さについてお話ししたいと思います。
ナポレオンの格言
さて、本日お送りする言葉はこちら。
最悪の策とは、ほとんど常に、もっとも臆病な策である。
生涯において60回もの戦闘を経験し、多くの味方の兵士の命を預かっていた指揮官であるナポレオンの言葉です。
ナポレオンという人物から学ぶこと
ナポレオンといえば、赤いマントを羽織り、騎乗で右腕を天にかざし「行くぞ!」と言わんばかりの肖像画を想像する方も多いかもしれません。
しかし、実はあの肖像画が「かなり美化されていたものだ」ということも有名ですよね。
身長は167cm、大男が多い軍隊において決して大柄ではなかった上に、お腹が出ていたという噂まであります。
では、何故、ナポレオンがあれほどまでにカリスマ性を発揮できたかといえば、その理由のひとつに「言葉」がありますよね。
余の辞書に不可能という文字はない。
この言葉を聞いたことがないという方はいないと思いますが、数々の名言・格言と呼ばれるような言葉を発し、自分や周りの人々を鼓舞していたのでしょう。
そして、数々の言葉を分析すると「強気」がナポレオンを支えていたと想像できます。
弱気な営業マンはその時点で負けている
ナポレオンの時代とは違いますし平和な日本ですので、「生きていくために命を落とす」という危険は当時に比べたら格段に低くなっていますよね。
もちろん、営業で売れないからといって、命を取られるわけではありません。
しかし、営業マンにとって「戦う姿勢」というのは本当に大切です。
これは営業のいいところでもあるのですが、現場に出たら自分一人で戦わなければなりません。こっぴどい断りを受けたり、わけのわからないクレームが発生したり、スランプに陥ってしばらく立ち直れないことのもあるでしょう。
そんなときでも、「必ずやってやる!」という強気を持ち続けられるかにかかっているわけです。
本日のまとめ
「そんなことわかってるよ」という方もいるかもしれませんが、そんな方に敢えてお聞きしたいことがあります。
「では、あなたは結果を出し続けているトップセールスマンですか?」と。
わかっているのと、それを心掛け実践しているのでは雲泥の差がありますからね。
そして、念のため断っておきますが、あなたが戦う相手は、断ってくるお客さまでも、口うるさい上司でも、しのぎを削っている同僚(ライバル)でもありません。
自分自身です。
強気とは、自分自身に「やれる」と問いかけ続けることであって、他人に対して虚勢を張ることではありません。
自分に自身があり、実績を伴う人の言葉は他人に響きますが、自身のない人の遠吠えほど迷惑なものはないと覚えておいてください。