
「営業マンはモチベーションが全て」と言っても過言ではありません。
「今日もやったるで~!」と朝からモチベーションアゲアゲの営業マンと、「今日も売れなかったらどうしよう…」「はぁ… 営業の仕事つらい」とモチベーションダダ下がりの営業マンでは、どちらの数字が良いかは説明しなくても分かりますよね。
ただ、理解するのは簡単ですが、実際に常にモチベーションが高い状態をキープするのは簡単なことではありません。
そこで、この記事は営業マンのみなさんのモチベーションが上がるようなお話をさせて頂きます。
目次
営業の仕事って最高
私は心の底から営業の仕事が好きです。
別にプレッシャーやストレスを何も感じないなんて綺麗事を言うつもりはありません。
それでも営業の仕事が最高だと思う理由をいくつかあげさせて頂きますね!
学歴、年齢、性別関係なし
営業の仕事は他の業種に比べて「学歴」や「年齢」、「性別」などによる有利不利が少ないです。
実際、私が過去に所属した営業会社では、中卒の営業所長なんて珍しくありませんでしたし、全社のトップセールスが元主婦の女性ということもありました。
どんな人にも「公平な機会が与えられる」というのは素晴らしいことです。
「自分の実力を正当に評価して欲しい」「女性でも活躍できる仕事がしたい」」というような方にとっては、営業ほどやりがいのある仕事はないと思いますよ!
自分次第で収入も出世も思うがまま
営業は数字が全てです。
ですから、あまりにも人格的に問題があるなどの例外を除けば「数字」が一番の判断材料になります。
これって分かりやすくて最高だと思いませんか?
勤務年数が長いだけの上司が懸命に働いている自分よりも良い給与を貰っているということに矛盾を感じる若者は営業の世界に飛び込んだらいいと思いますよ。
実際に営業の世界では20代でエリアマネージャーに抜擢されたり、年収1000万以上稼ぐなんて珍しくないですからね。
外回りが楽しい
営業マン出身の私が起業して思ったことのひとつに「内勤って思ったより大変だな」があります。
私はプライベートでも車でドライブしたり、あちこちに出かけるのが好きなので、一日中オフィスにこもりっきりというのは正直ストレスなんですよね。
そして、恐ろしく眠くなるんです…
営業で外回りをすれば歩いたりして体を動かすので何とかなりましたが、徹夜明けの内勤なんてどうにももなりません(笑
外回りで歩き回れば健康にもいいですし、出張で全国のあちこちに行ったときは現地のグルメを楽しむこともできます。
営業は仕事をしながら楽しめることやメリットが沢山ありますよ!
多くの人と出会える
私は過去20年間の営業人生の中で、千単位ではなく万単位の方々と商談しています。
営業の仕事でなければ、こんなにも多くの人に会うことはなかったでしょう。
もちろん、1回きりという方がほとんどですが、多くのご縁の中から今でもお付き合いのある方も沢山います。
営業の仕事をしていなかったら「この方とは縁が無かった」と思うと怖いくらいですよ。
人間的成長に繋がる
営業の仕事は「営業道」と言ってもいいくらい人間的成長に繋がると思います。
例えば、努力が実って良い結果が出たときの喜びはもちろん、結果が出なくて追い込まれているときのプレッシャーやストレスも貴重な経験ですよね。
「数字」というハッキリとした指標がある営業だからこそ、感喜び楽しみ、悲しみや辛さなどを感じることができるわけです。
あと、私は自分よりも年上の方々から、いろいろと学んだり教えて頂いたことが沢山あります。
コンサル営業で出会った社長の方々の中には、商談という売り手買い手という立場を超えていろいろとご教授頂いたことは数えきれません。
収入を得ながら人間として大きく成長できる営業の仕事って本当に素晴らしいと思います。
営業の将来性
「営業の仕事って将来なくなるんじゃないかな…」と心配でモチベーションが上がらない方も多いと思いますので、営業の将来性についても触れておきますね!
集客はビジネスの最重要課題
ビジネスにおいて、集客というのは切っても切れない最重要課題です。
特に、新規顧客獲得のノウハウがある営業マンは、今後も仕事がなくなることはないでしょう。
「WEBサイトやSNSで集客できます」という声も聞きますが、WEBサイトの集客であっても営業の要素は必要ですし、SNSであれば「人間的魅力」や「感情を揺さぶるような情報」が必要なので、やはり営業力が約に立ちます。
私の周りでWEBの世界で成功している人の中には、元営業マンが沢山いますよ。
ですから、安心して集客ノウハウを極めましょう。
外国人労働者が増えても問題なし
日本は島国ならではの保守的な国民性なので、現在でも「鎖国状態」みたいなものですが、経済状態を考えると、近い将来「移民の受け入れ」は進んでいくでしょう。
そして、誰にでも出来る仕事は「人件費の安い外国人労働者に奪われてしまう」ことが予想できます。
では、営業はどうかと言えば「他の業種に比べると大丈夫」でしょうね。
理由は、まず第一に「日本語」という参入障壁があるということ。
ひとつのことに対していろいろなニュアンスの違う言い回しがある日本語をビジネスの商談で使えるレベルで習得するのは極めて難しいと思います。
次に、「相手の心を察する能力」が必要なこと。
外国人のように、自分の主張をぶつけ合ってゴリゴリ交渉するような営業って日本では少ないですからね。
相手のニーズや考えを汲み取って商談を進めるのは、商習慣の違う外国人に簡単には出来ないでしょう。
今後、営業マンが重宝される時代へ突入する
「コミュ障」って言葉をご存知でしょうか?
「コミュニケーション障害の略」で、他人とのコミュニケーション全般(会話、対応、社会的な関わりetc)が苦手な人のことなのですが、そういう人がどんどん増えているようです。
- 一人っ子が多い
- 他人との関りが少ない
- ネット、ゲーム、マンガなど、ひとりの趣味を好む人が多い
- いじめ、失恋などの精神的ショック
人によって原因は様々だと思いますが、とにかくコミュニケーションに苦手意識を持っている人が多い。
そうなると、当然ですが「好んで営業の仕事をする人が減る」わけです。
このような理由から、コミュニケーション能力の高い営業マンは重宝されると思います。
本日のまとめ
「営業って辛いことばっかりだな」
「営業って将来性あるのかよ」
このように思っていた営業マンのモチベーションアップになるようなお話をさせて頂きました。
営業の仕事にとってモチベーションは本当に大事です!
是非、毎日前向きな気持ちで営業に取り組んでください。