
「あなたはいちいち否定ばかりする営業マンではありませんか?」
このように聞かれて「はい、その通りです」って素直に認める人は少ないですが、否定ばかりする営業マンって多いですよ。
営業マンとしては、本当に気をつけたほうがいいので今日はこの件について。
否定されて気持ちがいい人はいない
営業マンは、出来るだけ相手の言っていることを否定してはいけません。
理由は否定されて気持ちがいい人っていませんからね。
ちょっと例をあげてみますね。
商談相手:「これ高すぎるよね~」
営業マン:「そんなことありません。全然高くないですよ!」
もし、相手が商品やサービス、業界に対しての知識が無く、相場の金額にも関わらず「高い!」と言い出したとしても上記のような対応はよろしくありません。
今日のテーマからズレますので、正解の対応については触れませんが、自分の発言が間違っていたとしても否定されると面白くないというのが人間の心理ということを覚えておいてください。
いや、でもが多い営業マン
「いや、こんなひどい流石にここまで酷い対応はしませんよ」って思ったあなた!
しかし、ここまで酷くなくても相手をさりげなく否定していることって本当にありませんか?
例えば、言葉の先頭に「いや」とか「でも」がいちいちつく人っているんですよね。
私もそういうタイプの営業マンの商談を受けたことがあるんですよ。
正直言って、イラッとしました(笑
あからさまに否定されているわけではないのですが、こういう言葉が先頭にいちいち出てくるとハッキリ言って不快です。
「いや」とか「でも」が口癖になっている営業マンのみなさん。
だめよ~、だめだめ!
(流行っているので使ってみました… 疲れているのかな…)
本日のまとめ
このブログもそうですが、私は現在営業の他にインターネットの仕事をしています。
インターネットの世界は匿名で情報を発信できることもあって人の本音が出やすいのですが、とにかく不平不満や愚痴、悪口などが蔓延しています。
また、「俺は!」的な自己主張をビンビン感じるんです。
そんな情報に触れていると、思うことがあるんです。
昔に比べて大人しい時代になったように見えますが、人々の本質は変わっていないんじゃないかって。
結局は自己主張が好きで、自分を認めて欲しくてしょうがないのが人間なんじゃないかって。
難しいとは思いますが、もう少し譲り合うというか、お互いに相手のことを認めればほとんどのもめ事はなくなると思うのですが…
すみません。
少々話が大きくなりました。
でも、営業マンだって同じですよ。
営業マンの仕事は「売り手」と「買い手」というスタンスでマーケットやお客さんと対立することではなく、お客さんの抱えている問題を解決するきっかけを作る仕事なのですから。