ブラックな営業会社にありがちな疑心暗鬼について取り上げてみます!
部下を信じていないマネージャー
「一回会社に戻ってきて」朝10:00の商談の結果報告の電話を会社に入れたらマネージャーにこう言われます。
「夕方のアポは遠方だから、会社に戻っても1時間もしないうちに向かわなきゃならないのに…」
心の中ではこんな本音がありながら、営業マンは渋々会社へ戻る事になりました。
営業会社によくある光景ですね。
しかし、何故わざわざ会社に帰社させるのでしょうか?
昨今の営業マンはPCやタブレット端末などを持ち歩いています。
移動のみの無駄な時間を過ごさせるくらいであれば、早めに次の現場に向かわせてメールの送受信などの顧客フォロー、保留案件へのおっけかの電話などをさせた方がよっぽど効率がいい。
これは「放っておけば営業マンはサボるに決まっている」という疑心暗鬼の弊害ですね。
部下を信じられないマネージャーは「自分自身がサボり経験者」であることが多く、それゆえに部下を信用できないのです。
くだらないマネジメントをする前に、「放っておいてもサボらずに仕事をする部下育成を考えろ!」と言いたくなります。
しかも、わざわざ会社へ帰社させれば無駄な経費(交通費)もかかりますからね。
人材育成も出来ない上に、経営者意識(経費への意識)がないダメダメマネージャーとしか言いようがありません。
仕事へのモチベーションが低い社員

その一方で、隙あらばサボろうとする営業マンが多いのも事実です。
「別に仕事だけが人生じゃないし…」
こんな声が聞こえてきそうですが、そういう意見に対してはこう言いたいです。
あなたがサボっている業務中の時間は「あなた自身の人生の中の貴重な時間」でもあります。
外回り中に仕事もせずに漫画やゲーム、昼寝をしているのであれば、組織に所属してスーツを着てはいますが、ニートと対して変わらないと思いませんか?
世の中がどうの、会社がどうの、上司がどうのetc
確かに世の中矛盾だらけで納得いかないことも多いですがやる人はやっています。
だいたい不満が多い人間に限って結果も出ていないことが多い傾向が多い。
疑心暗鬼が営業会社に蔓延しているのは、社員ひとりひとりの問題でもあるのです!
本日のまとめ
「たまには直帰して早く家に帰ってゆっくり休め」現場の営業マンはこう言われるくらいの信用を得られるように働くべきですし、マネージャーは部下を信用してあげて欲しいものです。
現場の営業マンもマネージャーも「業績をあげる」のが目的であって、サボったり疑心暗鬼の非効率なマネジメントをするのが目的ではないはずです。
私の経験上、多かれ少なかれくだらない疑心暗鬼があったり非効率な状況の組織ってけっこうあります。
こんなちょっとしたことを改善するだけで、営業会社はもっともっと良くなりますよ。
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