
あなたは何かを決断するとき(買い物、契約、その他大切な選択etc)「即決タイプ」ですか、それとも「保留タイプ」ですか?
ちなみに私が見てきたトップセールスマンの多くが「即決タイプ」でした。
営業で即決したければ、自分が即決する必要があるというお話をします!
即決させる人は、即決する人
私は過去にとんでもない売り上げを上げる「モンスター級のトップセールスマン」を何人も見てきました。
その中である法則を見つけたのですが、営業で即決してくる人は自分自身も即決タイプな人が多いのです。
「また、買っちゃったよ」
高級ワインを勧められるまま購入してしまった先輩(トップセールスマン)に「ワインに興味ありましたっけ?何で購入したんですか?」と質問したら、こんな答えが返ってきました。
「普段自分が営業マンやってると、勧めてくれている人の気持ちもわかるからさ〜。断れないんだよね〜」
この言葉を聞いて「単なるお人好し」と思ってはいけません。
なかなか深い言葉ですよ。
即決できない理由は営業マン自身の気持ちが原因
日本人には「人にものを勧める(売る)こと」、逆に「人からものを勧められる(売られる)」ことに対して過剰なまでの嫌悪感や警戒心を持っている人が多いですよね。
例えば、久しぶりに中学校時代の友人から連絡が来たので会ってみたら「ネットワークビジネス」の勧誘。
その友人とはそれっきりになってしまった…
よくある話です。
しかし、本来は「友人関係」と「ネットワークビジネス」は別物ですので、勧誘は断っても友人関係は続ければいいだけの話だと思いませんか?(別にネットワークビジネスを支持しているわけではありません)
もちろん、ネズミ講や詐欺まがいの商品やサービスを勧めるのは論外ですが、良い商品も沢山あります。
もし、あなたが即決に対して少しでも「嫌悪感」を持っているのであれば、そういう潜在的なあなたの気持ちというのは、目には見えませんが相手には何と無く伝わってしまうものです。
決まるものも決まるわけがありません。
即決が正義な理由
それでも、「何と無く気が引けるなぁ…」という人のために、なぜ即決が正義なのかをお話しします。
まず、即決しないとどのようなデメリットがあるでしょうか?
- 決めきれずに悩んでいる時間が無駄
- 悩んだ末に結局決断できずに終わることが多い
「タイムイズマネー」という言葉がるように「時間」というのはとても大切です。
また、人生は選択の連続ですので、決断力のあるないで随分と変わってきてしまいます。
これは、個人だけでなく法人も同じこと。
「経費削減のサービスを即決して導入していれば持ちこたえられたかもしれない会社が、グズグズしているうちに取り返しがつかないところまで経営状態が悪化して倒産」ということだってあるかもしれません。
ですから、時間を無駄にすることがない、お客様の決断のお手伝いをする「即決」は正義といえるのです。
本日のまとめ
当たり前のことだと思いましたか?
では、なぜ当たり前であれば即決が出来ないのでしょうか?
結果のでない営業マンほど、何を聞いても「当たり前」、結果が出ている営業マンは、何を聞いても「これだ!」って自身の成長に役立てるものです。
もし、即決が出来ないのであれば、自分の心に真剣に聞いてみてください。
「即決は正義だと思っているのか?」と。
1回の商談で即決するのは業務効率を大幅アップすることに繋がり、トップ営業マンになる上で必須の要素です。
是非、即決のコツを他記事からも学んでください!