
自分のことしか考えていない人間が多すぎる。
私はこれまでの人生で「自分がもらってばかりで、他人に与えない(与えようとしない)数多くの人間」を見て寂しいような、残念なような思いをしてきました。
「でも、所詮はみんな自分が可愛いに決まってる」という方もいるかもしれません。
確かにその通り。
世の中、そんな人間だらけです。
特に営業会社のような組織には、もらうだけもらって与えない人間が本当に多い。
今日は、そんなお話をさせて頂きます。
どれだけ会社から与えてもらってるか考えろ!
朝から死んだ魚の目みたいな人とか、「必要最低限だけ働けばいいや」と思っている人、「愛社精神」どころか組織の批判ばっかりしている人に言いたいことがあります。
オフィスなど働く場所を提供してもらって、普通なら何かを学ぼうと思ったらお金を払わなければならないのに「給与」を頂きながら仕事が学べて、会社によっては更に「福利厚生」や「社宅」など手厚い保障があって…
これで、会社に文句ばっかり言っている奴はクズですよ。
何から何まで与えてもらうのが当たり前で感謝のかけらもない人間は、もう一度言いますがクズ野郎です。
「仕事が面白くない」とか「商品が良くない」とか、「社長が」とか「上司が」とか、ゴチャゴチャ言う前に「最低でも与えてもらっている分くらいは自分も与えろよ」と思います。
特に、営業マンで売れてない人は、自分の存在が毎月赤字を垂れ流す張本人だと分かっているんですかね。
営業マンなら、お世話になっている組織に数字で返すは当たり前。
それさえも出来ていないわけです。
もし、ここまで読んで「それは違う!」と思ったり、「腹立ってしょうがない!!」と言うのであれば、組織のお世話になる(与えてもらう)のをやめて、たったひとりで仕事をしてください。
自分の営業手法を隠すとか自惚れるものいい加減にしろ!
自分は上司や先輩社員から散々教えてもらって(与えてもらって)きたのに、同僚や後輩営業マンには「自分の営業手法を絶対に教えない営業マン」っていますよね。
これも、もらうだけもらっておいて、与えない典型的なパターンです。
もしかすると、「俺は誰からも教わっていない!自分で本を読んで独学で営業テクニックを勉強した」と宣う営業マンもいるでしょうけど、そういう営業マンは「会社が用意したリストを使い」「マニュアルで勉強し」「先輩社員達が試行錯誤して作り上げた営業ツールなどを使って商談している」ことに対して、1ミリも感謝などないんでしょうね。
私は、そういう営業マンに対して、「お前が思いつくことなんて、とっくの昔に他の営業マンが思いついてんだよ、ボケ!隠すほどの価値もないわ!!」と言いたいです。
あと、どんだけ心が狭いんですか。
営業の世界は「売れないと絶望」ということは営業マンであれば全員が分かっていることなのに、目の前で苦しんでいる同僚や後輩営業マンに全てを教えることをしない…
こういう営業マンは、遅かれ早かれ消えていきますし、生き残ったとしても真のトップ営業マンにはなれません。
人間は与えた分だけ成長できる
結論を言います!
与えてもらったら、自分も与えなさい!
ケチケチせずに、自分の全てを与えること!!
そこそこの人間でいいなら別ですが、あなたが人間として成長・成功したいなら「与える」ことを忘れないでください。
人間はある程度のところまで成長すると、その先は「与える」ことをしないと成長できないので。