何の仕事でもそうですが、ある程度続けていると新人の頃のようなフレッシュさというか情熱を失ってしまう営業マンがほとんどです。
そういう方にお勧めしたいのが原点回帰。
ちなみに、「昔はよかったな…」と過去を懐かしむのではなく、目的は初心に戻るためですからね。
この記事では、具体的な方法を3つあげさせて頂きます!
初オーダーの契約書を見る!
皆さんは初オーダーの契約書ってとってありますか?
無い方はしょうがありませんが、ある方は引き出しの奥から引っ張り出して見てみましょう。
たかだが紙切れ一枚かもしれませんが、契約してくれたお客さまの笑顔、商談の様子、冷や汗をかきながら頑張っていたフレッシュな新人営業マンの自分の姿が映像で浮かんでくるはずです。
ちなみに、私も初オーダーの契約書は大切に保管していて、初心に戻りたいときには見るようにしているんですよ。
当ブログの訪問販売物語で書いたことがありますが、私の初オーダーは団地のおばあちゃんでした。
訪問販売の飛び込み営業だったのですが、ドアの開け方のコツも知らなかったので、ドアスコープ越しに一所懸命に商品説明したことを今でも覚えています。
新人営業マンの一所懸命さって凄いですよね。
自分の新人営業マン時代を思いだして原点回帰しましょう!
初給与明細を見る!
これもある方と無い方がいるかもしれませんが、初めてもらった給与の明細を見るのもおすすめです。
長いこと社会人をしていると何度も給与をもらって慣れてしまいますが、初めて給与明細を受け取ったときは嬉しかったのではないでしょうか。
そうそう、私が仕事を始めた昭和の時代は、給与は現金で手渡しだったんですよ。
約40万円ほどでしたが、あまりに嬉しくて家のフローリングの上に1万円札を並べ、「すげー!」と言っている弟に2・3万くらいあげた記憶があります(笑
「お金で原点回帰ですか?」と思う方もいるかもしれませんが、お金を稼ぐために働いているのは事実ですし、初給与明細を見て原点回帰をするのは悪いことではありません。
働いていろいろなスキルを身に着けたり、勉強させてもらったり、キャリアを形成しながらお金がもらえることのありがたさを再認識すべきです。
昔、住んでいた家や街を見に行く
つい先日、若いころ住んでいた街に行く機会があったので、少し足を延ばしてその当時住んでいた4畳半一間のアパートを見に行ったのですが…
見事に無くなって新しいマンションが建っていただけでなく、毎日通っていた銭湯も無くなっていました。
私の年齢から考えれば当たり前といえば当たり前なのですが、すっかり様変わりした街並みを見ると、「あれから随分長い年月が経ったんだな…」と不思議な気持ちになったんですね。
ただ、ところどころに当時もあった建物など面影があり、タイムマシンに乗って昔にタイムスリップしたような錯覚が起こるんですよ。
「そういえば、家にエアコンがないから、銭湯の後にゲームセンターに行って涼んでから家に帰ったな~」とか「お金がないときは、ここにあったパン屋さんで10円の袋入りのパンの耳を買って食べたっけ…」なんてことを思い出しました。
そうそう、記事の冒頭でも言いましたが、「あの頃は良かった」と思うのが目的ではないので、出来れば「大変だった時期」や「苦労していた時期」に住んでいた街に行くといいですよ。
もし、あなたが新卒で社会人経験が無いのであれば、「めちゃくちゃ厳しかった部活を頑張っていた学校」などでがいいかもしれません。
「自分はあの頃の苦労していた自分のように頑張っているだろうか…」
こんな思いが原点回帰をさせてくれると思います!
まとめ
慣れることのメリットもありますが、慣れが「マンネリ」を生んだり「感謝の気持ち」を忘れる原因になったりするので、定期的に原点回帰することをおすすめします!
あなたの営業マンとしての原点はなんですか?
良ければコメント欄に原点のエピソードを書いて教えてくださいね。