「営業の仕事なんて大変だからやめときなさい」
「何歳まで営業マンをやってるつもりなの?」
これから営業職に就こうと思っている方や、既に営業マンの方の多くが、家族や恋人などから営業の仕事に対して反対されたことがあると思います。
私は、営業で売れなくて困ったことはありませんが、それでも親や恋人から反対され続けてきましたからね。
これから就職する新卒の方、未経験で営業の世界に飛び込もうと思っている方、営業マンとして結果を出せていない方などは、相当の確率で反対されているのではないでしょうか。
もし、あなたが周りから反対されて、「それなら営業職はやめようかな…」というのであれば、この記事を読む必要はありません。
「私は営業の仕事がしたいけど、反対されて困っている」
そういう方は、この記事を読んでください。
目次
多くの人が営業職に反対する理由
まず、考えてもらいたいことがあります。
それは、「何故、周りの人は営業に反対するのか?」ということ。
多分、こんな理由だと思います。
- 営業に向いてないと思われている
- 営業会社はブラックな環境だと思っている
- 忙しくてプライベートな時間が無くなると思っている
- 収入が安定しないと思っている(歩合率が高い・フルコミの場合)
- 中高年になって続けられる仕事だと思えない
- キャリア形成に繋がらないと思っている
- ペコペコ頭を下げまわるストレスが多い仕事だと思っている
お気づきですか?
反対する多くの人が、営業経験もないのに「●●だと思っている」ことで反対しているんですよ。
もちろん、「自分が営業会社で働いて大変な思いをしたことがある」とか「以前に営業マンに騙されたことがある」というような方もいると思いますが、大抵の場合は「イメージ」や「他人から聞いた話」などをもとに「営業はやめておけ」と言っているだけです。
親・恋人・配偶者の反対に対してどうすべきか
実は、私も親や恋人、配偶者に「営業マンなんていつまでもやれる仕事じゃない」とか「営業職はプライベートな時間が無くなる」など言われて反対されたことがあります。
その経験からどうすればいいかをアドバイスさせて頂きますね!
自分の人生なので、営業の仕事がしたければ押し切る
冒頭でも言いましたが、「周りが反対するからやめよう」というのであれば、無理して営業マンをやる必要はありません。
あなたが「周りは賛成してくれないけど、それでも営業がやりたい!」という気持ちがあるなら、自分の意思を貫いて押し切りましょう。
考えてもらいたいのですが、親や恋人、配偶者が納得するような仕事について失敗したらどうですか?
「やっぱり、あのとき営業マンになれば良かった!」と思ったところで時間は巻き戻せません。
1回きりの人生ですから、自分がやりたいならやるべきです!
ちなみに、私の父親は「まだ、営業みたいな仕事してるのか?」と会うたびに文句を言っていましたが無視していました。(話し合いにならないので)
結局、自殺して死にましたが、最後の最後まで分かり合えなかったです。
しっかりと話し合う
私の父親のように全く話し合いにならないのであれば無視しかありませんが、そうでないのであれば話し合いましょう。
ポイントとしては、反対している人が一番心配していることや一番嫌だとおもっていることを聞き出すことです。
例えば、「営業は大変そうだから反対!」と言っている人の中には、「プライベートの時間が取れなくなるのが嫌」という人もいれば、「多忙な仕事で健康を害するようなことが嫌」という人もいるわけです。
ですから、前者であれば、「休みの日はちゃんと時間を作る」「家に仕事を持ち込まない」など、後者であれば「体を壊すほどの無理はしない」「限界を感じたら辞める」というように、相手の意見を汲んであげてください。
反対意見を言う人は、あなたのことを心配して言っているのを忘れてはいけません。
もし、あなたのことがどうでもいいなら、反対なんてしませんからね。
間違っても「俺の人生に口出しするんじゃねえ!」みたいに言わないように!
実績を出し、生き生きした姿を見せる
実は、もっとも大切なのはあなたが営業マンになってからです。
話し合って賛成してくれたとしても相手は心配していますので、それを払しょくするような生き生きとした姿を見せる必要があります。
要するに、結果で証明しろってこと!
収入を心配していた配偶者であれば、頑張って実績を上げて毎月100万円渡せばいいんです。
絶対に「凄いじゃん!」って喜んでくれますよ。
健康を心配してくれていた恋人であれば、アフターのお付き合いとかストレス食いに気を付けて、いつまでも健康的な体系を維持すればいいんです。
その上で、「営業って歩き回るから運動量が保てて健康にいいかも!」と言えば、「確かに」って思うはずです。
私の経験談
最後に、私の経験談を2つお話します。
1つ目は、24才から29才まで5年間お付き合いした彼女がいたのですが、結婚の話になったときに「あなたは忙しすぎる。今の仕事を続けるのであれば結婚は考えらえない」と言われたことがあったんです。
何度も話し合いましたが、結局分かってもらえなかったので、こちらからお別れを切り出しました。
私には営業しかないので、分かってもらえない以上しょうがありません。
2つ目は、結婚した奥さんのお母さんが、私がフルコミの営業マンだと知ったときに、「家にお金を入れなくなったら離婚させるから」と強く言われましたことがありました。
これに関しては「分かりました」と言い、絶対に心配をかけないように毎月数百万円の報酬を奥さんに渡し続けました。
当たり前のようですが、稼いでいる私の同僚のほどんどが、奥さんには少ない金額を報告し残りは自分の隠し口座に入れていたんです。(偽の給与明細を作っている人もいました)
私は夫婦でそういう隠し事をするのは嫌いだったので、どちらにしても全額渡したと思いますけどね。
1年くらい経った頃だったと思います。
奥さんのお母さんは何も言わなくなりましたよ。
ちょっと、両極端な例ですが、両方に共通しているのは、「自分の人生だから自分がやりたい営業を続ける!」という信念です。
あとは、あなたがやるだけです!