あなたはお金に心を売り渡していませんか?
私が見る限り、世の中のほとんどの営業マン、いやビジネスマンがお金に心を売り渡していると思います。
「お金を稼ぎたい」とか「お金が大好き」というのが悪いとは言いません。
ただ、お金に支配され「悪魔に魂を売っている」ような状態になってしまったら、営業マンとしても人間としても終わりですし、「お金がご主人様」のような状態になってしまったら虚しい人生になってしまいます。
「自分はそんなことはない」と思っている人の多くはお金に心を売り渡しているので、この記事を読んで考えてみてください。
目次
特徴1 お金のためだけに働いている
「お金のために働いて何が悪い」という声が聞こえてきそうですが、「本当は営業の仕事なんてしたくない。お金のために嫌々働いているだけ」と思っているのであれば、あなたはお金に心を売り渡している人です。
そういう私も営業マンになったきっかけは「お金」でした。
そして、しばらくは「金を稼ぐ!」が唯一のモチベーションとして働いていたんです。
ただ、一所懸命にやっているうちに「営業の仕事の面白さ・やりがい」みたいなものを感じるようになっていきました。
そんな経験から思うのは、新人営業マンや仕事を初めて数年は「お金のため」でも構いませんが、30歳になっても40歳になっても「お金のためだけに働いている」といのであれば、あなたの人生はお金に支配された「お金がご主人様」の人生を送っていると言わざるを得ません。
特徴2 自分の限界にチャレンジしない
来年度の目標数字が上がって大変な思いをするだけだから、目標達成したら途端に仕事をしなくなる営業マンって多いですよね。
もちろん、現場の状況も知らずにアホみたいに毎年目標数字を上げていくような経営者もいますので、営業マンだけが悪いとは言いませんが、私はこれに対して違和感を感じるんですよ。
目標達成率がボーナス査定や毎月の給与査定に影響がある場合、「今期は良いけど来期に目標が上がれば大変な思いをするだけだし、未達なら収入が減っちゃうから」みたいな思考回路の人が多すぎる。
結局、こういう人って「来年も再来年も同じような状況で働きながら、安定した収入を得たい」みたいな保守的お金に心を売り渡し野郎なんですよ。
来期は大変になるかもしれませんが、ガンガン数字を上げれば出世して自分の裁量が増えステージアップできるかもしれないじゃないですか。
それなのに言われたことしかやならい人は、大した金額でもない自分の収入(お金)のことで頭がいっぱいなわけです。
特徴3 お金のためなら顧客を騙す・損をさせる
世間から営業マンが嫌われているのは、自分の収入(お金)のために顧客を騙して契約を取ったり、お客さまにとって最適な提案ではないと分かっていながら、損になるような契約をしたりする営業マンがいるからです。
こういう営業マンは「お金に心を売り渡した」だけでなく、「悪魔に魂を売っている」最低野郎です。
そして、こういうタイプは「売れる営業マン」にも「売れない営業マン」にも存在するのが厄介なんだよなぁ~…
営業力があればお客さまを騙して販売することなんて簡単に出来てしまうんですよ。
その証拠に、フルコミや効率歩合給の報酬体系の営業会社には、自分の営業力を悪用するタイプが必ずと言っていいほど存在しますからね。
逆に、売れない営業マンも「自分の生活のため」「上司から詰められたくないから」のような理由で嘘をついて契約を取ったりすることがあります。
私のように営業を愛している人間から言わせれば、こういう「悪魔に魂を売っている」ような営業マンは、1日も早く営業から足を洗ってもらいたいですね。
まともに頑張っている営業マンの邪魔でしかないですから。
特徴4 自分より収入が多い人に嫉妬する・僻む
同じ会社で自分より稼いでいる営業マンに対して嫉妬したり、世間の平均年収より自分の年収が低いことを僻んだりするような営業マンも「お金に心を売り渡している」と言えます。
私は過去に何度かそういう人種に対して、「フルコミションの会社の社長を知ってるから仕事紹介しようか?頑張った分だけ収入に跳ね返ってくるよ」と言ったことがありますが、誰一人として「紹介して!」と話に乗ってきた人はいません(笑
本当にダサい奴だと思いませんか?
他人の懐具合を気にするなんて、「お前の人生のご主人様は、まさに金だな!」って言いたいです。
特徴5 お金のために劣悪な環境の会社で働き続ける
これもよくあることなのですが、どう考えても劣悪な環境だったり、理不尽なことだらけなのに会社にしがみつき続ける営業マンって多いんですよね。
間違っていることを「間違っている」と言わない、お金で飼いならされた面従腹背営業マンってドMなんですかね?
上司からパワハラを受けている姿を、親兄弟、友人、恋人、配偶者は子供に見せることはできますか?
人間扱いされないような環境に、お金のために我慢して居続けるのって、まさに「お金がご主人様」人生。
会社や上司が最悪なのは不運ですが、それに対して何も行動を起こさず我慢し続けるのはどうかと思います。
エサで飼いならされた家畜と変わりません。
まとめ
お金に心を売り渡して終わっている営業マンの特徴についてお送りしました。
「お金が好き」なのと「お金に心を売り渡す」のは全く違います。
自分がどちらの人間なのか、いまいちど考えてみてはいかがでしょうか?