外部環境と内部環境のそれぞれのプラス要因とマイナス要因を正しく把握・分析することで、今後の課題を明確にしたり戦略を導き出すSWOT分析!

この記事では、「自社の抱えている課題を明確に把握していないのでは・・・?」とか「自社の強みを活かした営業戦略を立てたい!」という会社や営業マンにSWOT分析のやり方と具体例をお教えします。

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SWOT分析とは

SWOT分析

 

SWOT分析とは、自社を取り巻く外部環境(競合・法律・市場トレンド etc)と、内部環境(自社の資産・ブランド力、価格・品質 etc)をプラス面、マイナス面に分けて分析し、戦略を立てたりマーケティングの意思決定などを行うためのビジネスフレームワークです。

  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

SWOT分析の名前は、4つの要素の頭文字からきており、読み方はスウォットブンセキ」です。

ビジネスにおいて戦略を立てる際には、外部環境と内部環境を正しく把握・分析することが必要不可欠なので、今後の戦略を導き出すにあたりSWOT分析を活用するというわけです。

SWOT分析の例

SWOT分析がどのようなものか分かったと思いますが、更に理解するために実際の有名企業をSWOT分析した例をいくつか見ておきましょう!

セブンイレブンののSWOT分析

SWOT分析 セブンイレブン

Strength(強み)

  • コンビニエンスストアで圧倒的シェアトップ
  • ドミナント方式と店舗集積エリアに工場を持つことでの効率的な物流体制
  • 新しいサービスを全店舗一律で一気に導入するスピードの早さ
  • 商品開発力がある(売上の5割がオリジナル商品)
  • 1店舗あたりの現預金額が一番高い(他のコンビニチェーン比較)

Weakness(弱み)

  • 国内のコンビニ事業の成長率が鈍化
  • 競争激化で営業コストが増加し、営業利益率が低下
  • 離職率34%は大手コンビニの中で最も高い
  • 他業態と比較すると時給が低い

Opportunity(機会)

  • 中国やアジア地域に成長機会が残っている
  • 異業種とのコラボするコンビニ店舗が増えている
  • 自治体で災害時の協力目的で「地域活性化包括連携協定」をコンビニ業界と結ぶところが増えてきた

Threat(脅威)

    • 所得の減少を受けて、消費者の節約志向が高まっている
    • 生活必需品(衣料・食品・生活雑貨)などの価格の低下がすすんでいる
    • コンビニで可能なサービスは出尽くしており、これ以上の差別化・利便性アップに手詰まり感がある
    • ネットショップ利用者の増加

    オリエンタリランドのSWOT分析

    SWOT分析 オリエンタルランド

    Strength(強み)

    • ディズニーの強力なブランド力
    • 子供から大人まで幅広い年齢に支持されている
    • スタッフやサービスの質などのポスピタリティーが高いと認識されている
    • 舞浜を中心としたテーマパーク・ホテルなどを集中させるドミナント戦略が成功している
    • 資本力
    • 保有地が広い

    Weakness(弱み)

    • ディズニーブランドに大きく依存している
    • 毎年のように入園料や年間パスポートの価格が上がり続けている
    • 舞浜エリアへの大きな依存

    Opportunity(機会)

    • 外国人観光客の増加によるインバウンド売上のアップ
    • 京急グループの一員として沿線に進出可能
    • 子会社を使うことで新事業のコストが抑えられる(広告費・メンテナンス費 etc)
    • ディズニーの新キャラが生まれるごとに新アトラクションの増設ができる

    Threat(脅威)

      • 新型コロナウイルスのような感染症による大ダメージ
      • 少子高齢化による国内入場者数の減少
      • イメージダウンに弱い(食中毒・アトラクションの故障・事故 etc)
      • 不景気による利用者の減少

      スターバックスのSWOT分析

      SWOT分析 スタバ

      Strength(強み)

      • カフェ業界における圧倒的なブランド力
      • 店舗数が多い
      • 提供商品がおしゃれで美味しい(フラペチーノ etc)
      • スタッフの士気が高い
      • サードプレイスとして認知されている
      • 居心地がいい

      Weakness(弱み)

      • 高齢者の認知度が低い
      • 高齢者の利用者が少ない
      • 新規出店の頭打ち
      • 商品単価が高い
      • 長時間利用者が多く回転率が悪い

      Opportunity(機会)

      • デフレ脱却
      • 市場からの資金調達の活性化
      • 女性の社会進出
      • リモートワーク増加によるサードプレイスの需要増

      Threat(脅威)

        • 競争の激化(カフェチェーンの増加)
        • 若者のコーヒー離れ
        • 消費者の高齢化
        • 競合チェーンがFC店舗を拡大している

         

        このように分類された情報を参考に、今後の戦略を立てるのがSWOT分析です。

        SWOT分析のやり方

        SWOT分析 やり方

        有名企業の例を見てSWOT分析で集める情報がどんな感じか理解できたところで、やり方もおさえておきましょう!

        手順1 情報収集

        SWOT分析では出来るだけ具体的な情報を数多く集めましょう!別のビジネスフレームワークのPEST分析や3C分析やなどを利用してマーケティング環境情報を集めましょう!

        手順2 情報の振り分け

        集まった情報をSWOT分析の4つの項目【Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)】に振り分けます。

        手順3 情報を戦略に使えるようにする

        SWOTの表が埋まったら、次はその情報をもとに戦略や戦術を決めていきます。ここではクロスSWOT分析で戦略を立てるやり方を説明します。

        O(機会)×S(強み)

        自社の強みを使って機会を活かすためにどうするかを考えます。会社や事業を成長させる上での戦略を立てる際には、O×S分析が良いでしょう!

        S(強み)×T(脅威)

        自社の強みを活かして脅威の影響を避けたり、逆に機会として活かせないかを考えます。ピンチはチャンスと言いますが、業界の脅威を機会にして利用するというところまで深堀りしてください!

        O(機会)×W(弱み)

        自社の弱みを改善・補強することで、機会を活かす方法を考えます。強みがオフェンス(攻め)だとすると、弱みはオフェンス(守り)の戦略ですね。

        T(脅威)×W(弱み)

        自社の弱みを理解して脅威の影響を避けたり、最小限に留める方法を考えます。この戦略を間違えるとビジネスが終了するような大打撃を受ける可能性がありますので、しっかりと考えてください。

        手順4 戦略や計画に落とし込む

        クロスSWOT分析の結果を、戦略や今後の計画に落とし込みましょう!

        ここまでがSWOT分析です。

        まとめ

        是非、この記事を参考にSWOT分析で戦略を立ててみてください。

        ちなみに、SWOT分析は会社だけでなく、商品やサービス自体にも使えますし、営業マン個人の分析や今後のとるべき戦略などを明確化したいときも使えますよ!

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