お客さまの言いなり、全然即決を迫らない草食系営業マンに存在価値はありません。
営業は売るのが仕事ですからね。
「買ってください!」と訴求しないなんて「何してんねん!」って感じですよ。
そうは言っても、「強引に勧めたくありません・・・」と思っている草食系営業マンも多いと思いますので、理解しやすいように恋愛に例えて解説させて頂きます。
女性からの告白やプロポーズを待ち続けますか?
就活している男子大学生と話す機会があったのですが、最近の若い男子の中には「女子から告白されたい」「プロポーズを女性からしてくれないかな」と本気で思っている男子がかなりいるそうです。
「ふ~ん・・・ 時代だな~」と思ったのと同時に、「草食男子のような草食営業マンって多いな・・・」って思ったんです。
「買うか買わないのか決めるのはお客さまです!」
確かにその通りなのですが、その裏には「強引に勧めたくない」という本音が隠れていたり、お客さまが「これ買います!」って言うのを待っているという現状があるわけです。
「告白してOKもらえなかったらどうしよう・・・」という草食男子と、「即決を迫って嫌われたらどうしよう」という草食営業マンって似ていると思いませんか?
恋愛や結婚であれば、イケメンだったり金持ちだったりすれば女性の方から寄ってくることもあるでしょうけど、営業マンに対して「これ買います!」ってハッキリ意思表示するお客さまなんて天然記念物レベルでいませんよ(笑
営業マンの役割は売ること
会社が高い人件費を払って営業マンを雇うのは「商品やサービスを売ってもらうため」です。
売れない営業マンに限って、「お客さまのため」とか「社会貢献のため」とか言いますが、会社も営業マンもボランティアではありませんので、売らなければ話にならないんですよ。
これに対して、「売ってこい!なんて昭和の営業ですか?」と言われそうですが、「営業マンは売るのが仕事」という軸が1ミリもブレることはありません。
だって、営業マンとしては「強引に売るのに抵抗がある」というような人も、プロポーズでは「幸せにするよ!」とか言っちゃったりするわけじゃないですか。
私に言わせれば、人生に多大な影響を与える結婚に対して、「よくも軽々しく『幸せにするよ!』って言えるな~」って思いますけどね(笑
ただ、「幸せにするよ!」と言ってはいけないとは言いません。
その後、幸せにするべく一生懸命がんばり続けて有言実行すれば問題ないですからね。
これって営業だって同じですよ
「買ってください!」と訴求して売ったお客さまに対して、誠心誠意フォローすれば問題ありません。
まとめ
私は全商談で即決するためにグイグイ踏み込んでいきますが、その結果お客さまから嫌われることはほとんどありません。
「え、もう契約ですか?」と言われることはありますけどね(笑
草食系営業マンなんて無価値なので今すぐやめましょう!