「営業マンは嘘つきだ!」と世間の多くの人が思っているのに、自分の数字のために嘘をつく。
これじゃあ売れません。
「成功したいなら人とは逆を行け!」って言いますが、営業の世界も例外ではなく、本当に成功できるのは正直を貫く営業マンだというお話をさせて頂きます!
営業マンが嘘をつく理由
粗悪な商品を嘘をついてお客さまに売りつけるなんていうのは論外ですが、大なり小なり嘘をつく営業マンは多いです。
オーバートークで商品やサービスを過大評価させる、本当は出来ないと分かっていてるのに出来ると言ったり、また、対お客さまだけではなく、怒られるのが怖いという理由で可能性ゼロ案件を保留として上司に報告して引っ張るなど、あげたらキリがありません。
営業マンが嘘を言う理由はいろいろありますが、一言で言えばその場凌ぎなんですよ。
「取り敢えず売れればいい!」「この場を何とかして逃れたい」
後々自分の首を絞めるのが薄々分かっていながら、その場凌ぎの嘘を重ねる・・・
やめたほうがいいですよ。
その時限爆弾は、必ず爆発するときがきますから。
真逆の発想をしよう!
成功したいなら人とは違う道を進むべきだ!
こんな言葉をどこかできいたことがあると思いますが、営業も例外ではありません。
嘘つき営業マンが多いなら、自分はバカ正直な営業マンを貫くことで成功への階段を着実に登ることができる!
こういう発想が大切です。
嘘というのは、お客さまや上司などの自分の周りの人間からの信頼を失うというリスクだけでなく、嘘をついている自分自身を疲弊させるというリスクがあることに気がついていますか?
仮に嘘をついて売れたとしても、よほど性格がネジ曲がっている営業マンでなければ、心のどこかで罪悪感を感じますし、その罪悪感が消えることはありません。
ずっと、罪悪感を抱えたまま営業マンとしてやっていかなければならなくなります。
売れない営業マンのメンタルがやられるのは、売れないことや上司に詰められること以上に、自分自身をごまかし続けることに疲れてしまうという理由が多いんですよ!
バカ正直でも営業マンとして成功できます
「でも、バカ正直で営業マンとしてやっていけますか?」と思う営業マンの方がいるかもしれませんので断言します。
「大丈夫、バカ正直で営業マンとして成功できます!」
というより、バカ正直でなければ、安定して売り続ける営業マンにはなれません。
私はお客さまに対して、他の営業マンよりも「それはできません」「申し訳ありませんが無理です」という回数は多いです。
だって、出来ないものは出来ないのですから、「なんとかこの場はやり過ごして契約に・・・」なんて姑息なことを考えたってしょうがありません。
また、無理を言うお客さまの多くは、「多分、無理だろうけど言ってみるか・・・」と、分かっているケースも多いんですね。
そんな状態なのに、営業マンが「わかりました」なんて言おうものなら、「この営業マン調子いいな・・・」って不信感に繋がってしまいます。
ちなみに、「それはできません!」と言ったことで商談がぶっ壊れたことは数えるほどしかありません。
嘘の言葉には魂が宿りませんが、本当の言葉には魂が宿るのでパワーを持ちます!
お客さまはそういうところから営業マンの自信を感じ取って、「これなら大丈夫かも」と思うものです。
まとめ
私は「営業マンは嘘つきだ!」と言われない日が来たらいいなと、常々思っています。
「正直な営業マンを貫く」と心がけてみませんか?
セールス業界のイメージが良くなれば、回り回って個々の営業マンたちのメリットになるんですけどね。
難しいかな~・・・