全国に営業所を展開していた教材会社で、単月ですが売上で全国トップになった後輩営業マンが、次月に売上ゼロになるというジェットコースターさながらの悲劇を見たことがあります。

今は何してるんだろう?
元気かな・・・

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この訪問販売物語のシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。

元塾講師のNさんの一発屋ぶりは、衝撃的だったな・・・

全然売れない元塾講師が全国トップに

元塾講師営業マンの一発屋ぶりが半端ない

私が入社したあとに営業未経験で入社してきた後輩営業マンのNさんは、小太りでメガネの地味な容姿、学校の先生や塾の講師にいそうなタイプでした。

実際、聞いてみたところ「○○ゼミナールで塾講師していました!」と言っていましたから、ほんまもんの教育業界出身者です。

「しかし、何でそんな大手塾を辞めてまで、フルコミの営業会社に転職してきたんだ?」

疑問に思ったので聞いてみたのですが、「安定はしているものの、少しも贅沢できない収入面に疑問を感じた」とのこと。

Nさんは独身で奥さんも子供もいませんので、よほど給与水準が低かったんでしょうね。

しかし、このNさん、頭はいいのでマニュアルトークをきっちり覚えるなど最低限のことはちゃんとやるのですが、カッチカチというかユーモアゼロというか超真面目人間なんですよ。

「そんなんじゃ、小学生の子供がいる若い奥さんは話聞いてくれないだろうな」と思ったので、「Nさん、スマ~イル!」とロープレなどでアドバイスするのですが、なかなな治りません。

たまに、麻雀をするときは、ニッコニコでいい笑顔するんですけどね(笑

さて、そんなNさんですから半年間のゼロ行進が続いたのですが、1本契約が取れたのをきっかけに単月で全国トップになってしまうというミラクルを起こしたんです!

営業所の営業マンが、「地球滅亡クラスの天変地異でも起きるんじゃね?」と冗談を言うくらいで、Nさんが突然売れまくるようになった理由を説明できる人はいません(笑

「これで昔からの夢だったスカイラインのオーナーになれます!」

大喜びでスカイラインの新車のローンを組むNさんを見て、「良かったな~」と自分のことのように嬉しかった反面、「本当に大丈夫かな・・・」という不安も感じていました。

次月以降ゼロ行進に戻る

1月に百万単位の収入を得たことがなかったでしょうから、舞い上がる気持ちはわかります。

それにしても、突然全国トップになった状態で車を購入するのは無謀ですし、確定申告や納税のことなど頭に無かったんでしょうね。

それでも、「売れ続けてくれるといいな!」と思って見守っていたのですが、想像より早く売れなくなってしまったんです。

それも、全国トップの次月からです。

売れているときは、自然と苦手なはずの笑顔も出来ていたのですが、全然売れなくなってしまったNさんから笑顔は無くなってしまいました・・・

「営業って本当に怖いな・・・」

もし、これが自分だったらと思うと、鳥肌ものですしゾッとしました。

ただ、営業の世界では芸人のように一発屋は度々誕生します。

アポを振るマネージャーは、営業所の数字のためにノッている調子がいい営業マンに良いアポを振りますので、何かのきっかけで驚くように売りまくる営業マンが誕生するんですね。

ただ、実力が伴わなければ、いずれは売れなくなります。

そうすると、ガンガンきていた良いアポが回ってこなくなり、売れない営業マンに逆戻りしてしまうのです。

このNさんの出来事は、その典型的な例として、今でもハッキリと覚えています。

営業マンに学んでもらいたいこと

営業マンは「売る」だけではなく、「売り続ける」ことが必要なんですね。

ですから、ビギナーズラックやラッキーを実力と勘違いして油断してはいけませんし、売れているときこそ更にレベルの高い営業マンになるべく努力することを忘れないでください。

そうしないと、この記事のNさんじゃありませんが、一発屋営業マンになってしまいますから。

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