さて、私に変わって営業部の責任者になったOさんですが、マネージャーになって1ヶ月もすると「本当の狙い」のために行動をおこすようになってきたんです。

ずばり、その狙いとは「会社を牛耳ること」でした・・・

私が経営コンサルティング会社の営業マンだったときの実話をもとに、法人営業の奮闘記としてシリーズ化した法人営業物語。

まさか会社を牛耳ろうと思っていたとは想像もしていなかったので驚きました。

さて、彼の策略は上手くいくのでしょうか?

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社長に2番手にしてくれと直談判

bossに成りたがる営業マネージャー

「白井さん、ちょっと驚いたことがあったんですよ・・・」

珍しくS社長が話しかけてきたので、「なんですか?」というと、「ちょっとここでは・・・」と言うじゃないですか。

社長の態度に何か不穏なものを感じたのですが、それがOさんのことだとは思ってもいませんでした。

「実は、Oさんと話す機会があったんですが、『この会社の切り盛りを全面的に私に任せてくれたら、もっとよくなりますよ』って言われたんですよ・・・」

期待の新マネージャーと担ぎ上げていた社長がこんなことを言うのですから、そのときのOさんの感じに違和感を感じたのでしょう。

「副社長的な立場を希望しているような感じだったんですよね・・・」

確かに、入社初月から数字を出し続け、その効率的な仕事ぶりを見ても有能なのは疑う余地がありません。

また、Oさんは訪販の教材販売会社時代に、単月で8000万円の売上を叩き出した営業所の所長だったことを私は知っていましたので、いち営業マンとしてだけではなく、マネージャーとしても有能なのは折り紙付きです。

しかし、それを考慮しても、営業部のマネージャーになったばかりで、更に副社長的な立場まで要求するのはちょっと行き過ぎだったのかもしれません。

「それで、社長はどうするつもりですか?」

私のその問いには、「さすがに、それは出来ないって言いました!」と笑っていました・・・

それにしてもやり方が下手すぎる

新宿のワンルームマンションからスタートして苦労して現在があるのに、いくら数字をだしているとはいえ社長も違和感を感じたのでしょう。

ただ、個人的には、驚きましたが「会社の成長のためになるから、別にいいんじゃないの?」という気持ちもありました。

だって、実力主義のフルコミの営業会社ですからね。
出る杭を叩くってのは、ちょっと違うかと。

それはそうと、私は「Oさんって、意外と下手くそなんだな・・・」って思ったんですよ。

だって、仕事も遊びも要領よくスマートにこなすのに、自分の野望は分かりやすく表現しちゃうんですから。

「本当に会社を牛耳りたかったら、社長に直談判みたいな直接的なやり方すれば敵を作るだろうに・・・」

そして、この私の予感が見事に的中してしまうことになるんです・・・

次回に続く

営業マンに学んでもらいたいこと

自己評価は得てして高いものです。

ですから、「私は正当に評価されていない」「俺の実力から考えたら、今のポジションではないだろ?」と思っている営業マンの方もいると思いますが、深呼吸でもして一度冷静になった方がいいですよ。

冷静になって考えても「やっぱりおかしい」と思うのであれば行動を起こせばいいですし、「ちょっとな・・・」と危惧することがあるのであれば、引っ込めるかやり方を考えればいいわけです。

ノリノリで勢いに任せて突っ走ると、思わぬ形でしっぺ返しをくらうことが多いので気をつけてくださいね!

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