「矛盾してるじゃん!?」って思いましたか?
ただ、本当のことなんですよね。
では、商品を売り込めば売り込むほど売れなくなる理由について、3つあげて解説しますね!
お客さまは売り込まれるのが嫌いだから
お客さまは「売り込まれるのが嫌い」です。
「でも、営業マンと会っておいて売り込まれるのが嫌いって言われても・・・」と言いたい気持ちはわかります。
でも、嫌いなものは嫌いなんですよ(笑
お客さまの本音は「営業マンから引っ張り出した情報を元に、自分で判断して買いたい」なんです。
ですから、売り込んでいると感じさせないように商談するといいのです。
必死に売り込むと怪しいから
「あなた浮気してるでしょ?」と聞かれたときに、真っ赤な顔をして「何言ってんだよ!俺のこと疑ってんの?」と必死になって言い訳すればするほど、「あ~、クロだな・・・」と思われてしまいますよね。
営業マンが必死になって売ろうとすればするほど、「そんなに売れてない商品なのかな?」と怪しまれてしまうのも同じです。
人間には「やましいことを隠そうとすると必死になる」という習性がありますからね。
ですから、売りたければ売りたいほど、涼しい顔で商談する必要があるんです。
お客さまが見えなくなってしまうから
さて、ここからが一番伝えたい内容になりますので、しっかり考えながら読んで下さい。
必死になって商品を売ることに集中し過ぎると、商談相手のことが見えなくなってしまうので、売れる確率が格段に下ってしまうんですね。
商談というのは、非常に繊細です。
「お客さまの緊張を解きほぐすことは出来たか?
「どのくらい必要性を感じているか?」
「お客さまが一番強く感じるメリットは何か?」
「決断を妨げる排除すべき要素は何か?」
「お得感を感じさせれたか?」
「クロージングのタイミングは?」
アプローチの世間話から始まり、ニーズ、商品説明、料金説明、クロージングなど、商談を進めながらも、上記のようなことをお客さまの様子から読み取らなければなりません。
しかし、商品を売るこむことだけに必死になっていたら、お客さまのことは全然見えなくなってしまいます。
スランプに陥った営業マンが売れなくなってしまうのは、スランプを脱するために売ることに必死になり過ぎて相手を見ていないからなんですよ。
まとめ
営業マンが必死に商品を売り込めば売り込むほど売れない理由についてお送りしました。
必死に売るのではなく、「お客さまのニーズに合わせて、わかりやすく説明する」ことを心がけてみてください。
それさえ出来て入れば、自然にものは売れますから。