若い頃所属していた訪問販売の営業会社の民度は決して高いものではありませんでした。

ですから、悪さをする営業マンが存在し、それが発覚して大騒ぎになることが度々あったんです。

とても優しくて人の良さそうな先輩営業マンが不正販売をしていたときはショックでしたね・・・

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この訪問販売物語のシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。

当たり前ですが、絶対に不正販売はいけません。

ただ、残念なことにどんな業界でも不正は置きますので、今日はみなさんの教訓になればと、私が実際にみた不正販売のリアルについてお話します。

優しい先輩社員の裏の顔

裏の顔のある営業マン

私が所属していた教材販売の営業会社は、「営業職人の集まり」のような感じでした。

ですから、年収数千万円を稼ぐようなトップ営業マンの先輩は、後輩をイジメたりはしませんが、いろいろと教えてくれることもなかったんです。

そんな中、先輩営業マンのSさんは違いました。

太り気味の体型で決してイケメンではありませんが、人懐っこい笑顔で気さくに話しかけてくれるので、優しい先輩営業マンで「いい人」というイメージしかなかったんです。

ところが、この先輩営業マンには裏の顔がありました。

それが、私服を肥やすために不正販売を繰り返したいたという、とんでもないものだったんです。

不正販売の方法

先輩社員のSさんがやっていた不正販売の方法はこうでした。

その教材販売の会社では、テキスト(本)とビデオ教材をセットで販売していました。ただ、決して安くない金額なので、テキストだけを購入することもできたんですね。

その別売りできることを悪用していたんです。

その当時は、ビデオのコピーガードのような技術がなかったので、ビデオ教材をダビングして格安で販売していたというわけです。

ダビングしたビデオの料金分は現金払いで受取り、自分のポケットに入れて私服を肥やしていました。

しかも、1件や2件ではありません。
何十件も不正販売を繰り返していたというじゃないですか。

先輩社員はいい人そうだったので、「まさかあの人が!?」と驚きました。

不正販売の大きすぎる代償

さて、顧客からのキャンセルの電話が本部に入り、販売していないビデオ教材があることで不正販売が発覚したのですが、その代償はとんでもないものでした。

発覚後の解雇なんてかわいいものです。

更に、過去に遡って不正販売分の損害賠償請求の訴訟を営業会社から起こされました。でも、かなり金回りが良かったので、不正販売で手にしたお金は既に使い切って無くなっていたのではないかと思います。

ですから、1千万円単位の借金と、犯罪者という社会的制裁を受けることになってしまいました。

営業マンに学んでもらいたいこと

多分、この先輩は「1回だけなら・・・」という出来心で不正販売をしてしまったのだと思います。そして、1度上手くいくと「こんなに簡単に出来るのか・・・」と辞められなくなってしまったのでしょう。

しかし、不正はいけません。
1度なら許されるというものでもありませんからね。

弱い自分に負けて、1度でも不正に手を染めたら最後、あとは地獄の底まで転がり落ちるだけです。

違う営業会社ではこんことがありました。

営業成績が悪く、上司から厳しく詰められるのが怖いという理由で、自分の妹(未成年)に契約書(ローン用紙)にサインさせてオーダーを上げた営業マンがいました。(そこまで詰めるパワハラ上司にも問題があります)

その営業マンは「8日以内に自分でクーリングオフの電話を入れるつもりだった・・・」と言い訳をしていましたが・・・

この一件で、この営業マンの信用はゼロになったのは説明するまでもありませんよね。

人間である以上、魔が差すことがないとは言い切れませんので気をつけましょう!

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