
法人営業の電話営業のコツのひとつに一所懸命さを出さないといものがあります。
一所懸命にやらないということではありません。
一所懸命さを出さないですから勘違いしないように(笑
そこで、一所懸命にするべきことと一所懸命さを出してはいけないことについて、それぞれ分かりやすく解説してみます!
一所懸命にやるべきこと
まず、一所懸命にやるべきことをあげてみますね!
- 質がいいリストを数多く取集する
- 1件でも多くコールする
- PDCAを回す
当たり前って言えば当たり前なんですが、営業マンの多くは与えられれたリストをもとに、与えられたテレアポトーク通りに、「今日はアポが取れた!(ラッキー)」「今日はアポが取れなかった(アンラッキー)」を毎日永遠と繰り返しているだけです。
これでは、テレアポが上達するわけがありませんよね。
こういうテレアポはギャンブルと変わりありません。
これから本題の一所懸命さを出さないという話をしますが、一所懸命頑張らなくてもいいというわけではないですからね。
やるべきことは一所懸命にやらなきゃ駄目です。
くれぐれも勘違いをしないでください!
一所懸命さを出してはいけない理由
一昔前までは、ガムテープで手に受話器を括りつけられて「アポが取れるまで電話し続けろ!」みたいなパワハラが営業会社ではまかり通っていました。
幸いにも私は自アポでアポを量産できる営業マンだったので、そういう仕打ちにあったことはほとんどありませんが、アポが取れない営業マン達は災難でしたよ。
トイレを我慢しながらテレアポをしている営業マンを何人みたことか…
限界になっても「ガムテープを外していいですか?」とマネージャーに言えないので、受話器の根元を電話機から外してトイレに駆け込んでいった営業マンを見たことがあります。
さて、昔の営業会社あるあるみたいな話はここまでにして本題に入りますが、法人への電話営業を始めたら一所懸命さを出すのはやめましょう。
例えマネージャーが「お前ら気合がたりないぞ!」とか発破をかけてきたとしても熱くなって電話をしてはいけません。
心の中で「今日は絶対にアポを2本取る!」と燃えるのは構いませんが、それを電話の相手にぶつけたところで意味がないことを認識してください。
熱くなればなるのど「売り込みだ!」と相手にドン引きされます!
根性論や精神論が大好きな単細胞熱血マネージャーを喜ばせられるくらいの効果しかありませんよ。(ただ、結局はアポが取れなければ怒られることになるんですけどね)
当ブログで何度も言っている通り「法人は費用対効果が判断基準」ですので、熱く語るよりも「いかに営業だと思われないようにするか」「1秒でも早く分かりやすくメリットを打ち出せるか」を考える営業マンの方が法人営業への電話営業において結果を出せます。
これが、法人への電話営業において一所懸命さを出してはいけない理由です。
最後に
私が作成した法人営業のテレアポマニュアル「ロジカルテレマ」では、上記のような「法人営業で質のいいアポを量産するためのコツ」を詰め込んであります。
ターゲットの会社の規模や業態、扱っている商品やサービスを問わず結果が出せるノウハウになっていますので、法人営業のテレアポで苦戦している方は覗いてみてください!