長いこと営業ブログを運営していると気が付くことがいろいろあります。
そして、その中のひとつに、世の中の営業マンは「〇〇すれば売れる!」のような営業のコツやノウハウを本当に求めているんだな~というものがあるんですね。
もちろん、売るためのコツやノウハウは存在しますし、知らないよりは知っている方が、使えないよりは使えた方が営業マンとして結果が残せる確率が上がるのは間違いありません。
ですから、当ブログでも営業のコツについて書いています。
でもね…
それだけじゃ駄目なんですよね。
本物の売れる営業マンになるためには考え方を変える必要があるんです!
私が売れる営業マンになるまでに時間がかかった理由

私は今でこそ「営業は嫌々やるような仕事ではない。自ら志願してでもやる価値のある仕事だ!」と営業の仕事に誇りをもっています。
しかし、若い時はそんな気持ちは1ミリもありませんでした。
「取り合えず金が必要だし、なんか稼げそうな仕事ないかな~」というような安易な考えで、求人雑誌のDUDAとかで歩合給の営業の仕事を探しました。
ハッキリ言って、金になる仕事であれば何でも良かったんです。
ですから、営業マンになって稼げていなかったら速攻で辞めていたでしょうね。
あと、「売るためだった何だってやってやる」とも思っていました。
幸いなことに、一番最初に勤めた訪販の会社は悪徳業者ではありませんでしたが、もし悪徳業者や詐欺会社だったら人として道を踏み外していたかもしれません。
振り返ってみると本当に恐ろしいですね…
要するに、私は未熟だったんです。
何も考えていませんでした。
「営業とは?」「仕事とは?」「人生とは?」のような問いに対して何も答えを持っていないようなペラッペラな若者でした。
超負けず嫌いの性格のおかげで人並み以上の成績を上げることは出来ましたし、同年代に比べたら高収入を得続けていました。
でも、売れる営業マン(営業所トップ・全国で名が知れているレベル)ではありましたが、トップセールス(No.1)ではなかったんです。
結局、トップセールスマンになるまで10年もの日々を費やしてしまいました。
後悔はしていませんが、正直に言えば犠牲にしたことや出来なかったことが沢山あります。
ちょっと、時間がかかり過ぎましたね。
最後に
当ブログを読んでいる営業マンの方には、私のように膨大な時間を費やして欲しくありません。何故なら、仕事だけが人生ではありませんし、人生は思っている以上に短いからです。「どこに行っても、どんな商品でも大丈夫!」という本当の意味で売れる営業マンに1日も早くなってください。そうすれば、どんな時代でも、どんな環境でも生きていけると自信が持てますから。
但し、そのためには考え方を変える必要があります。
当ブログは今後も綺麗ごとだけを書くつもりはありません。
先日も「気持ちの悪い話をありがとうございます」というコメントがありましたが、是非、そういう記事にあったったら「気持ち悪い」で終わらせずに「自分だったら」と考えてみてください!
私が自分の恥を晒して失敗談や苦い経験を書いているのは、みなさんにいろいろと考えてもらって一日も早く成功してもらいたいと思っているからです。