新サーフェスを購入後、onedrive内のエクセルファイルを開いたら「ブックは読み取り専用モードです」と見慣れない表示があり、更に保存しようとしたら「読み取り専用モードのため上書きできません」と表示されます。
いちいちエクセルファイルを広げる度に上記のような状態ではキリがないので、ネットで調べてみましたが解決しません。
ですので、最後の手段でマイクロソフトサポートに電話したら、あっという間に解決しました。
同じ現象で困っている方も多いと思いますので、解決方法をシェアさせて頂きます。
目次
エクセルの読み取り専用になったときの状況
エクセルが読み取り専用になってしまう状況もいろいろあると思いますので、今回の私の状況を簡単にまとめておきますね。
3年ほど使用していたサーフェスプロ2(windows8.1・office2013)から新サーフェスプロ(windows10・office2016)にノートPCを変更。
変更後、マイクロソフトのクラウドonedriveに保存してあるエクセルファイルを開いたところ「ブックは読み取り専用モードです」と表示されただけでなく、「読み取り専用モードのため上書きできません」と表示され保存もできない。
こんな状態なので、最初は「windowsやofficeのバージョンが違うのが原因なのかな?」と思いました。
原因はセキュリティーソフト(ウイルスセキュリティーZERO)
とりあえず、ググってみたのですが、同じ現象で困っている人が沢山いるようで、原因や対処法について沢山の情報がありました。
ただ、私のケースには該当しないようで、どれも解決には繋がらなかったです。
唯一、外付けのUSBなどにエクセルファイルを移せば読み取り専用モードが解除されるという情報だけは役に立ちましたが、作業するたびにエクセルファイルを出し入れするのは面倒くさい…
そこで、最後の手段としてマイクロソフトサポートに問い合わせると「もしかしたら、セキュリティーソフトの影響かもしれません」ということで、遠隔操作で対応してもらったら簡単に解決しました。(分からないことは聞いた方が早いですね)
ただ、ウイルスセキュリティーZEROの操作がややこしかったので、スクショ画面を使って手順をお教えします。
ウイルスセキュリティーZEROの信頼できるアプリケーションにエクセルを追加する手順
ハッキングなどの被害が増え続けている影響で、セキュリティーソフトのセキュリティーレベルも年々上がっていますが、それが原因で問題ないツールなどにも影響が出ることがあります。
今回のエクセル読み取り専用モードも原因はこれでした。
私が使っているのはウィルスセキュリティーZEROというセキュリティーソフトなのですが、そのソフトには身代金ウイルス防御という機能があり、これがエクセルに影響してしまっていたのです。
ただ、エクセルを「信頼済みアプリケーション」に追加すれば、読み取り専用モードは解除されますので、以下の手順通りにすすめてみてください。
1.ウィルスセキュリティーを立ち上げる
ウィルスセキュリティーZEROを立ち上げたら、画面右中央のモジュールの確認をクリック!
2.信頼できるアプリケーションを表示させる
画面右下の身代金ウィルス防御のところにある信頼できるアプリケーションをクリック!
3.エクセルを追加する
画面左下の追加をクリック!
Loal Disk(c)をクリック!
Program Files(×86)をクリック!
Microsoft Officeをクリック!
rootをクリック!
Office16をクリック!
EXCEL.EXEをクリック!
excle.exeが信頼できるアプリケーション一覧内に表示されたら追加OKです!
まとめ
私の場合は、ウイルスセキュリティーZEROですが、マイクロソフトのサポート担当の方が「エクセルが読み取り専用になってしまったという問い合わせが多く、その原因の多くがセキュリティーソフトです」と言っていました。
他のセキュリティーソフトを使っている方も、エクセルの読み取り専用の原因として疑ってみるといいと思いますよ。