この訪問販売物語のシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。
さて、原点回帰して月収100万円を稼ぐ営業マンになるために、私が転職したのは教材販売会社でした。
保険、不動産など、営業マンの年収が比較的高い商品やサービスは他にもありますが、わざわざ教材を選んだのには理由がありました。
目次
とにかく稼げる営業って何だろう?
転職することに決めた私は、すぐに書店に行って求人雑誌を購入しました。(その当時は、インターネットで職探しのようなことは出来なかったので)
これまでにも何度か転職の経験はありましたが、苦労したことはありません。
営業マンの求人は沢山ありますからね。商品やサービスを売るためには営業マンが必要なこともありますが、営業の世界は人の入れ替わりが激しいので、常に人員を補充しなければならないからだと思います。
ただ、今回はどこでもいいというわけではありません。
月100万円超の報酬が稼げる会社という目的がありますので、今までで一番真剣に考えて探しました。
教材会社に決めた理由
最終的に教材会社に転職を決めましたが、それは以下のような理由からです。
営業を極めたい
私が極めたいのは営業です。
正直言って他のことには全く興味がありません。
ですから、稼げるとは思いますが、保険や不動産などの営業会社に就職すると、営業以外の勉強をさせられるのが嫌でした。
ですから、純粋に営業力を磨くことだけに集中できそうな教材販売会社に決めました。
憧れていた伝説の営業マンの影響
私には「伊藤光男さん」や「加賀田晃さん」をはじめとした憧れている伝説の営業マンが何人かいました。
そして、そういう方々の多くが「百科事典」や「学習教材」などの営業会社で営業マンとして活躍しているのを知っていたので、「教材販売は営業力が付くんだろうな!」「機会があれば教材販売会社で営業してみたい!」と思っていたんです。
自分の知識や経験が活かせる
ご存知の通り、私は学生時代に家庭教師派遣の会社でアポインターをしていましたし、両親も学校の先生だったので、小さい頃から教育や学習に関して見聞きする機会が多かったんですね。
ですから、保険や不動産のような未知なものを一から学ぶよりも、教材の方がすんなり入れるのではないかと考えました。
即決で毎日でも売れる可能性のあるものがいい
私が営業マンを続けてきたモチベーションのひとつに「契約した時の喜び」があります。
もちろん、保険や不動産が即決できないとは言いませんし、毎日のように売り続ける営業マンもいるかもしれませんが、教材よりも難易度が高いと感じたんです。
1か月に1契約とかでは、モチベーションが保てる自信がありませんでした。
しかし、面接で落とされる
さて、上記のような理由で「教材販売だ!」と決めて面接に行ったのですが…
なんと、人生で初めて面接で落とされました(汗
過去に何度か転職した際に、いろいろな会社の面接を受けましたが、1度も落とされたことがなかったのでショックでしたね…
それに、私が応募した営業会社はフルコミの外交員を募集していましたので、面接で落ちる方が難しいくらいです。
多分、「俺!何でも売っちゃいますけど、何か?」みたいな自信満々の態度が面接官の鼻についたのでしょう。(若気の至りって恐ろしいですね)
その証拠に、少し謙虚な態度で違う教材販売会社の面接を受けたら、その場で採用が決まりましたから(笑
まとめ
営業マンになって稼ぎたいけど、何を基準に選んだらいいかわからないという方も多いと思いますので、この記事を書きました。
「こんな営業会社に転職(就職)しようと思っているのですがどうなんですか?」みたいな質問があれば、無料質問のコーナーからメールしてください。
さて、次回からは、私の営業力を格段に引き上げてくれた営業会社での日々を書いていこうと思います。
楽しみにお待ちください!