
あなたの周りに完璧主義者やパーフェクト過ぎて「凄いとは思うんだけど、ちょっと息苦しいかな~…」というタイプの人はいませんか?
これって、営業マンとお客さまの関係においても例外ではないんですよ。
ですから、私はパーフェクトなようでパーフェクトではない営業マンという立ち位置を取るようにしています。
どういうことか解説しますね!
基本的にはできる営業マンでOK
誤解する人がいたら大変ですので、本題に入る前に断っておきます。
基本的には出来る営業マンでOKですからね!
例えば、隙を見せると言っても「寝癖が酷い」「鼻毛が出ている」「服装がダラしない」、「礼儀礼節が出来ていない」「社会人としてのマナーが身に付いていない」、「商品知識が足りない」「見積もりや契約書で計算間違いをする」などがOKという意味ではありません。
ですから、今から話すことは「出来る営業マンがやるから効果的」だと認識してください!
お客さまに隙を見せる効果
では、ここからは今日の本題である「敢えて隙をみせる」ことの効果についてお話しします。
隙には人間味を感じる
私がお客さまに敢えて隙を見せるのは、「相手が自分に対して人間味を感じてくれるから」です。
例えば、とても片付いているお宅に伺ったとします。
そのときに、「奥さんって綺麗好きなんですね!僕も綺麗好きなので家の中は常に綺麗に片づけています!(キラーン☆)」と言うのと、「うわ!と~っても綺麗にされてますね~!うちとは全然違うな~… 忙しくて片づける暇ないので、散らかっちゃうんですよね~。ま、言い訳ですよね(笑」と言うのとではどうですか。
後者の営業マンの方が人間味を感じませんか?
(また、自分を下げることによって、相手が持ち上がる効果もあります)
もちろん、これは一例に過ぎませんので、そのときの状況や相手のタイプによって変える必要はありますが、このように敢えて隙を見せると、人間味を感じてもらいやすいのは確かです。
ついつい突っ込みたくなる
先ほどのトークをもう一度使って説明します。
見るからにデキル営業マンが「奥さんって綺麗好きなんですね!僕も綺麗好きなので家の中は常に綺麗に片づけています!(キラーン☆)」って言ったらどうでしょうか。
「この営業マンって、プライベートもちゃんとしているんだ」と思うお客さまがいないとは言いませんが、この発言がきっかけで会話がめちゃくちゃ弾むとは思えません。
それよりも、一見デキそうな営業マンが「うわ!と~っても綺麗にされてますね~!うちとは全然違うな~… 忙しくて片づける暇ないので、散らかっちゃうんですよね~。ま、言い訳ですよね(笑」と言った方が「そうよ~(笑」と笑ってくれたり、「働いてると疲れちゃうわよね~」と共感してくれたり「え、ご結婚は?」と質問が飛んでくる可能性が高くなると思いませんか?
こういう「ついつい突っ込みたくなるところを残す」ことで、お客さまの方から営業マンに対して興味を持ってもらうきっかけをつくるわけです。
興味を持ってもらえなければ、人間味もクソもありませんからね。
まとめ
半沢直樹のときの堺雅人さんのような感じだったら、見た目も含めて超絶デキル営業マンになれますが、私は外見がそのレベルに達していないのでなりきれません(笑
ですが、それが得していると思っているんですよね。
「何だか普通の人が来たな~」と思っているお客さんに対して、キレッキレの商談をして「デ・デキる…」と驚かせ、愛嬌や敢えて隙を見せることで人間味を感じてもらう。
もともと、デキルタイプの外見の人は、私の真似は絶対に出来ませんから(爆笑
ね、隙を見せると人間味を感じるでしょ?