マネージャーの仕事は多岐に渡ります。
特に、自分の数字も追わなければならないプレイングマネージャーは「効果的なマネージメントは無いものか…」と、常に頭を悩ませていますよね。
そこで、効果が出やすいマネージメント方法のひとつ、個人面談について取り上げてみます!
私も、個人面談をマネージメントに取り入れてやってきましたので、その経験をもとにお教えしますね。
部下との個人面談が効果的な理由
営業会社では、数字に直結する仕事が最優先なので、マネージャーと部下の接点は、ミーティングと朝礼や終礼が中心いう状況の会社も多いと思います。
ただ、これだけでは、部下のマネージメントとしては不十分と言わざるを得ません。
部下を育てて戦力にし、チーム目標を達成するための手法はいろいろありますが、大前提として「マネージャーと部下の信頼関係」がなければならないからです。
そこで、やってもらいたいのが個人面談です。
以下に個人面談が効果的な理由を挙げておきますので、納得したら試してみてください!
飲みにケーションはデメリットが多い
「私は部下とのコミュニケーションはバッチリです!業務終了後に頻繁に飲みに行って話をしてますから!」
もし、単純にこう思っているのであれば、「本当にそうなのか?」を考えてみる必要があります。
ご存知の通り、今の時代は若い人を中心に「プライベートを大切にする」傾向が強いので、業務終了後まで上司に付き合わされることに対して「勘弁してくれよ…」と思われているかもしれません。
私が若い頃は、先輩社員に誘われると嬉しかったですし、それを粋に感じて頑張ったものですが時代は変わりました。
もちろん、飲みにケーションが好きな部下もいるかもしれませんが、少なくても飲みの席でも仕事の話をされるのは嫌でしょうから、誘うにしても「仕事以外の楽しい話」をするべきですし、間違えてもお説教などをしてはいけません(笑
あと、安月給で奢ってあげるのは、マネージャー自身も大変じゃないですか。効果があればいいですが、たいした効果はありませんので、自分のためにもやめた方がいいですよ。
ですから、業務時間中に個人面談をするようにしましょう!
「ちゃんと考えてるよ!」が信頼感を生む
部下との信頼関係で悩んでいるマネージャーに考えてもらいたいことがあります。あなたの部下は「マネージャーは、自分のことをちゃんと考えてくれている!」と思っていますか?
これね、意外と思われていないんですよ。それを証拠に「何だよ。あいつばっかり贔屓しやがって…」みたいな僻みって、どこの職場にもあるじゃないですか。
ですから、月に1回、15分でも30分でもいいので、部下と膝を突き合わせて個人面談の時間を作ってあげてください。
もちろん、1回目から部下が心を開いてくれるとは限りませんが、2回、3回と繰り返しているうちに、「実は…」のように、部下の方から話してくれるようになるものです。
個人面談は、プライベート空間で
最後に、個人面談をする際の注意点を1つお教えします。
それは「プライベート空間」を確保することです。
プライベート空間と言っても、完全に部下と二人きりになれという意味ではありません。職場の他の人間に個人面談の内容を聞かれないような空間という意味です。
ですから、「ちょっと、気分転換でもしながら話そうか!」と、職場近くのカフェに部下を連れて行くなどするといいですよ。
カフェでコーヒーでも飲みながら話をすれば、部下もリラックスして本音を言いやすくなりますからね。
もちろん、飲みにケーションよりもお金もかからないというメリットもあります(笑
まとめ
私自身が、部下との個人面談をマネージメントのひとつとして実践してきて「本当に効果的だな」と感じているので、記事にしてご紹介しました。
マネジメントで悩んでいるマネージャーのみなさん!
是非、やってみてください。