ビジネスやキャリアの「今」を伝えるニュースサイトキャリコネニュースで、以下のような記事がアップされていた。

【参考】新入社員が2日で辞めたという報告続々 「イメージと違う」「研修費用2万請求された」 | キャリコネニュース

ちょっと前に「新入社員が3ヶ月で辞めてしまう」というような情報をどこかでみたが、今年は何と2日で辞めてしまうという情報が飛び交っているようだ。

よく考えたら、1日目は入社式だけで業務はしない会社も多いので、実質出社1日目に「や~めた」となっていることになる…

ええんか、これで!?

「日本は大丈夫かいな…」と思ったので、この件を取り上げてみたい。

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甘やかされたゆとり世代

退職

別に仕事を辞めるのが悪いとは言わない。
どちらかと言えば、嫌々働くのであればやめた方が自分の為にも周りのためにもなる。

ただ、就活で自分で選んだ会社に2日で見切りをつけるのは早すぎると思う。私のように訪販の会社で地面に這いつくばるようにして生きてきた人間からすれば、「大学を出て、上場企業に就職出来て何が不満なんだ?」と本気で思う。

上記の記事内に書いてあるが「イメージの違い」や「雑用が嫌」などと言う理由で辞めてしまうらしい。

しかし、実際に働いたことがない限り100%のイメージなんて出来ないし、雑用が嫌なら「お前に何が出来るの?」っ思うのは私だけだろうか。

ただ、今の若い人は我慢することや負けを認めることが出来ないような教育を受けてきたので致し方ないのかもしれない。

徒競走で「みんな仲良くゴールしましょうね!」のような運動会や「うちの子が何で主役になれないの?」という親からのクレームで「桃太郎が5人登場する」ような学芸会など、間違った平等精神を植え付けられてきたのだから。

「ほとんど自分の思うようにはいかないのが人生だ」と気が付いた頃には、中年になっていて手遅れのような状況にならないことを祈るばかりだ。

日本企業の問題点

さて、個人である学生の問題を先にあげたが、本当の問題は企業側にあると思う。

まず、一番の問題が東証一部上場企業を筆頭に、大企業のほとんどが新卒の一括採用をしている点だ。就活に失敗して落ち込んでいる若者を見ると「新卒一括採用が多くの若者の人生を狂わせる」とすら感じる。

ハッキリ言うが、短期間で企業と学生をマッチングさせる新卒一括採用なんて、いいことはひとつもない。

学生は「就活で失敗したら人生負け組になる」という焦りから、「自分は何がしたいのか?」「自分にあった業界・業種、会社はどこか?」というよりも、「とにかく安定した会社」「待遇がいい会社」というような条件面で就職先企業を選択する。

企業側も「少しでも優秀な人材を確保したい」ということで、上記のような仕事に対する目的意識のない学生を相手に「耳障りのいいこと」を並べて、何とか入社させようとする。

こんな状態でミスマッチが起きない方が不思議だ。


前にも当ブログで書いたが、入社したい人は、学歴、職歴、年齢、性別、国籍など関係なく、いつでも入社させるようにすればいい。

私は法人営業で数えきれない程の会社を訪問し社長とお会いしたが、一流大学を出ているような方ばかりではなかったし、高卒や中卒で一代で財を成す社長も沢山いらっしゃったので、学歴や性別などで人を判断してチャンスすら与えないのは、優秀な人材を埋もれさせている大きな原因だとすら思っている。

その代り、試用期間を設けて「ミスマッチ」が起きたときは、労使どちらからでも「雇用契約を解除」出来るようにすればいいのだ。

この方が日本のビジネス界は絶対に活性化する。

まとめ

日本の社会は「一度レールを外れた人に冷たい」というのが現状だ。

みんながみんな学生時代に大志を抱けるわけではない。ある程度、社会に揉まれる経験をすることで「本気でやりたいこと」に辿りつく人も多いはずだ。

しかし、現状の日本の大企業は、そういう人間に対して門戸を開いていない。

「比較的裕福な家庭で、大した苦労もせずに大学ま出たたお坊っちゃん・お嬢ちゃん達が、日本の上層部を牛耳っているのが、日本社会が低迷している理由だ」と思うのは、私だけだろうか?

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