
世の中にいろいろな営業のコツやノウハウが溢れていますが、能力や経験の差などに影響されず、もっとも簡単に売れる営業マンになりたければ「フットワークを軽くする」のが手っ取り早いです!
個人的には「フットワークが軽い」には「物理的に動きが早い」という意味のフットワークの軽さと、「自分の考えやアイデアを即行動に移せる」という2つがあると思っています。
それぞれ具体的な事例をあげてみますので、参考にしてみてください!
物理的フットワークの軽さの事例
「営業マンなのにフットワークが悪いな~…」
残念ながら1分1秒を惜しんで働いている営業マンはそんなに多くありません。
実際にあった話を事例としてあげてみますね!
その日は、「このままでは商談が無いどころか、アポも1件も取れずに1日が終わってしまうかもしれない…」と焦っていました。
月半ばを過ぎていたのですが、月間目標達成ペースに遅れをとっていて、1日も無駄に出来ない状況なので気が気ではなかったんです。
夕方4時半過ぎ。
9時~5時感覚で働いている営業マン達は「そろそろ業務終了時間だな…」と諦めモード全開かもしれませんが、私にそういう価値観はありません。
夜も訪問可能な業態の名簿に切り替えて、テレアポを続けていたところ狙い通り8時半のアポをゲット!
他の営業マン達が、何の成果もないまま終礼に臨む準備をしている中、私は商談の準備をマッハで済ませて外出しました。
その結果、商談が即決になり「アポも商談もなく終わってしまう可能性が高かった日を1契約と成果のある日」に変えられたわけです。
しかも、それだけではありません。
現地に早めについたので、商談前に見込み客に追っかけアポをしたのですが、翌日の朝一に極上アポが入りそれも契約になったんですよ!
これで月間目標達成ペースに完全に戻すことができました。
私はこのような経験を何度もしていますが、その一番の要因はフットワークの良さだと思っています。
考えを行動に移すフットワークの軽さの事例
日々、営業活動をしていると「こんな風にしたらどうだろう?」というアイデアが浮かぶときがあります。
そんなときは、即実行するのがおすすめ!
「上手くいくだろうか…」と考えすぎてしまったり、「上司におこられるかもしれない」と慎重になってしまう営業マンは本当に多いですが、そんなことを考えるのは無駄です。
何故なら、そのアイデアがマーケットに通用するかどうかは、実際にやってみなければ判らないから。
事実、「これは素晴らしい!」と思えるアイデアが全然駄目だったり、逆に駄目だと思っていたアイデアがヒットすることは珍しくありません。
事例として、私の経験談をご紹介します。
私はDMの反響率を上がるために茶封筒を使ったことがあるんですね。
会社のメンバーの大反対を押しきって実行したのですが、送付先の企業からクレームの嵐が来るどころか反響がきてオーダーが生まれたんです。
その会社では「社長名」でDMを発送していたので、茶封筒を使うことでDMっぽさを消し「役所や税務署などの書類かな?」と思わせることで社員が勝手にDMを開封せずに社長の手元まで届ける確率が上がるという予測が大当りしました。
埼玉県のエステ関連会社に訪問したときに、商談相手の社長が茶封筒を持ちながら「これって君のアイデア?」と言われたときは「ヤバい…」と焦りましたが、「なかなかやるねぇ~」と言われました(笑)
もちろん、会社が明らかに禁止しているようなことをしてはならないし、「これはどうなんだろう?」と自分で判断できないものは上司にお伺いを立てる必要はあります。
ただ、自分の責任や裁量でできるアイデアは、即実行に移すフットワークの良さを持つべき!
成功すれば万々歳だし、失敗しても得るものは大きいですよ。
まとめ
売れる営業マンになりたければフットワークを軽くせよというテーマでお送りしました。
「〇〇さんってフットワーク軽いよね~!」と他人から言われるような営業マンを目指してください!