今日は期末の3月31日。
営業マンのみなさん、今期は目標達成出来ましたか?
今日はプレミアムフライデーでもありますが、それどころではなく最後の追い込みで駆けずり回っている方も多いのではないでしょうか。
正直、期末の最終日に頑張ったところで限界はありますが、その往生際の悪さをいい意味で認めましょう(笑
笑い事じゃないという方も多いと思いますが、往生際の悪い営業マンになるべき理由について、私の経験をもとにお話しします。
往生際が悪い営業マンがチャンスを引き寄せる
往生際が悪いという言葉には「決断力がない」「悪あがき」「諦めきれない」のような意味があり、「あの人は往生際が悪いよね…」というようにマイナスイメージの言葉として使われます。
しかし、営業マンに限っては「往生際の悪さ」はトップセールスマンの資質のひとつと言っていいほど重要な要素になります。
実は、私も往生際が悪いんですよね(笑
どこの営業会社でも売り続けられたのは、その往生際の悪さがチャンスを引き寄せたからだと思っているので、私の過去の経験談を交えて具体的な事例をあげてみます。
「やめろ!」と制止させるまでジタバタする
以前、営業会社で飛び込みで新規開拓をしているときのことです。
その会社では4人のチームを組み、1台の車で現地に行ってローラー作戦で飛込み営業をするというスタイルでした。
午前中でサクッと1本決まってしまう日もありますが、流石にそんなに上手くいく日ばかりではありません。夕方以降になってもオーダーがゼロという日も当然あるわけです。
特に、自分以外の営業マン全員がオーダーをあげていると「もう、今日は帰ろうぜ!」と促されるので辛いところです。
しかし、私は往生際が悪かったので、その悪魔の囁きにのったことは1度もありません。
「最後に1棟、コーポを回らせてください!」などと言って、自分一人だけになっても訪問販売法で定められた訪問時間内は回り続けてました。
そうやって頑張っていると、本当に不思議な偶然やラッキーに当たるんですね。「今日はたまたま早く帰ってきてたけど、年に数回もないですよ!」とか「昨日、引っ越してきたばかりで、1度も訪問を受けたことがない」というような方にあたり契約になったりするんです。
もちろん、沢山回ればオーダーになるお客さんにあたるのは確率から考えても当然なのですが、それでは説明がつかないようなラッキーとしか思えない経験を何度もしました。
結果、その会社に在籍中に、1日に1度も契約が取れなかった日は入社初日ともう1日の2日のみ。あとは最低でも1オーダーを上げ続けることが出来たんですよ。
結果が出ている日も例外ではない
営業マンの中には、1件契約が取れると「今日はおしまい!」とすぐに手綱を緩める人がいます。でも、そう言う人に限って月末になると「数字が足りない!」って慌てるんですよね。
ですから、1件取れたらワンデーツーを狙う、2件取れたらハットトリックを狙うのが営業マンとしてのあるべき姿です。
例えば、とある駅近の会社に商談で行ったら、その駅周辺でターゲットになりうる会社やお店全てに飛び込んでから帰ることを習慣化するなどしてみてください。
「この団地の全部屋を回り切って終わりにしよう!」
「このリスト全てにコールしてからテレアポを終えよう」
こんな結果が出ているときの拘りが、あなたの営業成績を長期的に安定させることになるのです。
まとめ
往生際の悪い営業マンのすすめというお話しをしました。
明日からは新しい期が始まります。
来期は往生際の悪い営業マンになって、とことん数字に拘りましょう!