友人の営業マンからの電話で「これは、盲点だ!」というリスクを発見したのでブログで早急にシャアします。
対象になるのは会社の営業車を使っている営業マン。
場合によっては冗談では済まない状況に追い込まれる可能性がありますので、今日は「営業車のドライブレコーダーが引き起こすリスク」についてお送りします。
事故を起こした営業マンからの電話
本当に久々に営業マンをやっている友人からLINEでの連絡。
「事故っちゃいました…」
「マジ!?大丈夫か!?」ということで、「大丈夫!?ケガは!?」と速攻でメッセージを返すと「怪我とかは大丈夫なんだけど、ちょっとね…」と歯切れが悪い返信。
もしかしたら、事故を起こした責任を感じて本当のことが言えないのかもしれないので、「俺も事故ったことあるし、困ったことは何でも相談して!」と言うと、「じゃあ、あとで電話していい?」というので「もちろん」と返信してその場でのメッセージのやり取りは終了。
「でも、彼が所属している会社は大手だから任意保険は会社で加入しているだろうし、LINEしてこれるくらいだから最悪のケースは無いよな…」など、いろいろと心配しながら連絡を待ちました。
営業車を使っている営業マンが気が付かないリスク
その日の夜、彼から電話が来て事故の詳細を聞いたところ、自分も相手も大したケガもなくちゃんと謝罪すれば落ち着きそうだとのこと。
「忙しいだろうけど、運転には気を付けないとな」なんて話をしていたら、「でさ…」と彼の方から話を切り出してきたのですが、その内容が私も今まで一度も考えたことが無かった内容だったんです。
彼は以下のように言いました。
「うちの会社の営業車にはドライブレコーダーが付いてるんだけど、毎日乗っているとドライブレコーダーの存在を忘れちゃうんだよね。それでさ、今回事故ったときの映像や音声を会社がチェックするかもしれないんだけど…」
彼は更に続けます。
「俺さ、運転しているとき眠いのもあって歌っていることが多いんだけど、事故ったときアニソン歌ってたんだよね… それを知られるかもしれないと思ったら死にたいわ~…」
私は彼がアニソンを歌うようなタイプだと思っていなかったので驚いたのと同時に爆笑してしまいました。
「事故が深刻な状況じゃなかっただけラッキーと思うしかないよ」
私はこう笑いながら励ましましたが、そのときに「!」ときたんですよね。
「これって営業車を使う営業マンにとって取り返しがつかないリスクになりうるな!」って
ドライブレコーダーが引き起こすリスク
テレビのニューズなどで「事故の瞬間」のようなドライブレコーダーの映像を観たことがある思いますが、ドライブレコーダーは事故の週十秒前から画像や音声が残るようになっています。
また、ドライブレコーダーの中には24時間映像を撮り続けるものや、法人用のものになるとGPS機能が付いていて現在地や走行履歴を記録しているものもあるんですね。
今回、事故を起こした友人の場合は「アニソンを歌っていた」だけですから「恥ずかしい思い」で済みます。しかし、会社や上司の悪口や愚痴を仲間の営業マンと通話している様子がドライブレコーダーの記録に残っていたらどうでしょうか。
シャレではすみませんよね。
あと、営業車でサボっている営業マンや私用で営業車を使っている営業マンも、既に会社はそのことを把握していて処分を検討しているかもしれませんよ。
こういうのに関しては、100%営業マンが悪いので「ドライブレコーダーのリスク」とは言えませんが。
最後に
営業車を使用してる営業マンに急いで伝えたい盲点のリスクとして「営業車のドライブレコーダー」についてお送りしました。
営業車の中で歌うときは、誰に聞かれてもかっこいい歌にしておいた方が無難ですね(笑