私が使っているPCはサーフェスなので、文書や画像の保存先はマイクロソフトPCと相性のいいOneDriveを利用しています。
しかし、昨日エクセルファイルがOneDriveのストレージに保存されない現象が起きました。
理由はストレージの容量がいっぱいだから。
「そう言えば、画像を保存したフォルダがいつまで経っても「!」マークがついていたので、おかしいとは思っていたんですよね。
それで、調べてみたらサーフェスのクラウドストレージに関していろいろと変更があったようなんです。(詳しくは本文で書きます)
それに伴い、ちょっとしたトラブルに巻き込まれたので、OneDriveユーザーの方のために記事を残しておきます。
目次
OneDriveのクラウドストレージに関する改変
まず最初に私が今まで使用していたクラウドストレージの容量の状況を説明しておきます。
- 無料:15GB
- カメラロールボーナス:15GB
- Surfaceボーナス:200GB
- 紹介特典:0GB
- 容量合計:230GB
私の場合は専用ページから「無料15GBとカメラロールボーナス 15Gを残すための申し込み(2016年01月末まで)」をしていたので、無料で使える容量が30GB残りましたが、そうでない方の場合は容量は無料の5GBだけになってしまうのです。
15GBならまだしも、5GBの容量って少なすぎ。
もしかしたら、あなたのOneDriveの容量はいっぱいになっていて大切なデータがクラウド上に保存されていない状態かもしれませんので、一度確認してみてください。
容量を追加したのにアップロードできない!?
さて、話を戻しますが、今まで230Gも容量があったので、私はあらゆるデータをOneDrive上に保存していました。
それにマイクロソフトPCユーザーにとってOneDriveは超便利なので使い続けたい。
そこで、ワンドライブのページを見たら月額170円で50GBを追加できると書いてあったので、速攻で追加したんですよね。
「よしよし、これで今まで通りOneDriveを使えるな!」
こんな感じでニッコニコでエクセルファイルを保存しようとしたら…
な・なんと、保存できません!
おいおいおいおい!どうなってるんだよ!!
もうね、訳判らないわけですよ(笑
この日は疲れていた上に夜遅かったので、翌日マイクロソフトのサポートに電話することを心に決めて就寝しました。
月額170円の50GBプランの落とし穴
翌日、マイクロソフトのサポートに電話して質問したところ、以下のようなことが判りました。
- 2016年から無料で使えるストレージ容量は5GBになった(上記の通り)
- サーフェス購入の特典200GBも2016年3月1日で無くなった
- 容量超過分のデータを保存しておける期間は今のところ期限なし
- 50GBプランはこれまでのストレージ容量使用状況の影響を受ける
さて、3と4について触れておきます。
OneDriveのユーザーの中には、5GBにストレージ容量が減ったことで容量超過を起こしている方が沢山いると思いますが、マイクロソフトのサポートに電話して質問したところ、現時点で保存されているデータに関しては保存期間に期限はないそうです。
但し、今回のストレージ容量の変更のように、サービス内容の変更が絶対にないとは限りません。
大切なデータは外付けのHDDやSSDにも保存しておくといいでしょう。
そして、更に問題なのが4番。
私のケースを例に挙げて説明しますね。
現時点での私のOneDriveのストレージ容量は30GBです。
そして、データ容量が97.6GB超過していました。
この状態で月額170円の50GBを追加したのですが、もともとの30GBと合わせても80GBにしかなりません。
つまり、超過している97.6GBに対してストレージ容量が17.6GB足りないのです。
こういったケースの場合、有料で50GB容量を追加したにも関わらず、ストレージ容量はいっぱいということでデータをアップロードすることが出来ないんですね。
当たり前と言えば当たり前ですが、以前にサーフェスのサポートに別件で問い合わせたときに「ストレージ容量が減っても既に保存してあるデータに関しては引き続き保存しておけます」と担当の方が言っていたので、追加の50GBは全く別ものと思っていたんですよ。
それがまさかの超過分に飲みこまれる形になるとは…
マイクロソフトさんは、もう少し解りやすくアナウンスするべきだと思います。
だって、170円払ってデータ容量が増えても、アップロードできないなら追加する必要ないですからね。
月額170円の50GBプランの解約方法
月額170円の50GBプランの解約方法は以下の画像の通りです。
ちなみに、クレジットカード決済なので1日で解約しても日割り計算で支払いが発生すると思いまいたが、申し込み翌日にサポートの方に確認を取ってもらったところ料金は発生しないとのこと(払い戻し)
OneDriveの管理画面の現在のプランの右側の管理をクリック
サブスクリプションの更新日のキャンセルをクリック
今すぐ終了して払い戻しを行いますにチェックを入れて次をクリック
以上で、月額170円の50Gプランを解約できます!
本日のまとめ
今まで無料で230GBも使わせてもらっていたのは、本当にありがたいことです。
ただ、今回の件で「無料サービスはいつ打ち切られるか判らない」ということを学びました。
それにしても、97.6GBも超過しているデータを移す作業のことを考えると憂鬱だ…