あなたの職場に嫌われているわけでもないのに、孤立している社員はいないですか?
もしかしたら、その社員は準ひきこもりなのかもしれません。
では、準ひきこもりとは何なんでしょうか?
原因など、いろいろと調べてまとめてみました。
準ひきこもりとは
ずっと家の中にこもっている人のことを引きこもりと呼びます。
これはみなさんよく知っていますよね。
では、準ひきこもりとは何なのでしょうか。
ウィキペディアには以下のように書かれています。
準ひきこもり(じゅん-)は、2006年、樋口康彦が紀要『大学生における準ひきこもり行動に関する考察』の中で提唱した概念であり、大学には登校するが家族以外の人間とほとんど付き合いがなく、対人関係や、社会経験が不足している状態のことをいう。樋口は、この準ひきこもりが、ニート、フリーター問題の隠された要因になっていると指摘しており、引きこもりのように部屋に閉じこもるわけではなく、問題が顕在化するのは就職活動 期や大学卒業後と述べている。
もともとは大学生の状態を表す言葉だったようです。
そう言えば、便所飯という言葉を一時期よく聞きましたよね…
準ひきこもりの原因
毎日ちゃんと出勤してくるし仕事も無難にこなすので業務上問題があるわけではありませんが、マネージャーや同僚などの他人と出来るだけ関わらないようにするのが職場における準ひきこもりの典型的なケースです。
このような準ひきこもりになる原因は、人間関係で傷つかないように他人と一定の距離をとってしまうことにあります。
そして、最初は声をかけてくれた周りの人達に「どうせ声をかけても…」と認識されることで、更に孤立してしまうのです。
準ひきこもりになりやすい人とは
準ひきこもりになりやすい人は、「自分が孤独だ」と思っている人のようです。また、「世の中平等などない」と批判的だったり、無力感を持っているので、自分から踏み込んで行動を起こす気がありません。
結局、いい人間関係を構築する気がないのです。
今は職場で孤立していないとしても、このような考え方をしている方は準ひきこもり予備軍かもしれません。
本日のまとめ
「私は準ひきこもりかもしれない…」
こう思った方にアドバイスですが、多かれ少なかれ人間関係には誰もが苦手意識やストレスを感じているものです。
人間の悩みのほとんどは人間関係によるものだと言われていますからね。
ですから、考えすぎるのはやめましょう。
人は自分のことで精一杯で、あなたが思っているほど他人のことを考えている時間はありません。
まずは、一人でもいいので気が合う人を探してみることから始めてみましょう!