この訪問販売物語は、私の過去約20年の営業現場を振り返りながら現場の役に立つ情報を発信することを目的としています。

「ルートセールスなんて楽な仕事だよね」

こんな風に思って入社したのですが…

スポンサーリンク

気軽な気持ちでルートセールスの会社に入社

お土産屋さん画像

私が入社した山梨県の会社は、全国の観光地やテーマパークなどにグッズや食品を卸す会社でした。

みなさんも観光地でキーホルダーや「~に行ってきました」というような箱菓子を買った事があると思いますが、まさにあれです。

こんな事を言うとルートセールスをやっている人に怒られてしまうかもしれませんが、「ルートセールスなんて簡単だろ。さっさと仕事させろよ」くらいの気持ちでした。

ちょっとばかり訪販の世界で稼いで自信過剰になっていたのかもしれません。

ルートセールスの大変さを知る

しかし、現実は違いました。

まず「嘘だろ~」と思ったのが、その会社で取り扱っている数千近いアイテムの上代と下代を覚えなければならないことです。


ちなみに、上代というのはお店がお客さんに売る時の販売価格、下代が業者がお店に売る時の卸価格です。

しかも、商品によってかけ率が違います。

解りやすく説明すると、税抜き350円(上代)のキーホルダーの卸価格(下代)は175円。この場合のかけ率は50%となります。(350円×50%=175円)

しかし、税抜き2000円(上代)のぬいぐるみの卸価格(下代)は1200円でかけ率60%だったりするのです。


数千近いアイテムの上代を覚えるだけでも大変なのに、掛け率まで覚えなくてはなりません。
しかも、毎日毎日、新商品がドンドンと入ってきます。

いちいちノートに書いていたら追いつかないので覚えるしかないのです。

問屋の世界では当たり前かもしれませんが、訪販の時は扱う商品が1つだけだったので目が回る思いがしました。

更には、担当地域の売店まで行く道も覚えなければなりませんし、伝票の書き方、ラベラーでの値付け、荷物の積み下ろしetc まぁ、覚えること、やることが山のようにありました。

しかも私が担当することになった地域は、その会社の中でもっとも遠い場所である美ヶ原(片道2時間)を含む長野県でした(汗

「あまりにすんなり入社できたと思ったらこういうことかぁ~…」

なんて思ったりしましたが、後戻りは出来ません。
何しろ山梨県内には仕事が無いのですから。


そんなこんなで、毎日追われるように仕事をしていると、なんとなく感じることが出てきました。

「もしかして、俺って会社のみんなに受け入れられていない!?」

その理由については次回お話ししますね。