この訪問販売物語は、私の過去約20年の営業現場を振り返りながら現場の役に立つ情報を発信することを目的としています。

本日のテーマは「人生の転機」について。


人生、何があるか判らないですよね。
突然、母親が癌になってしまって田舎で働くことになるなんて想像もしていませんでした…

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突然の転機

転機
最初は「フリーターではなく社会人になりたい」というような微妙な動機で始めた訪販でしたが、しばらく続けているうちに自分の中にモチベーションが2つ生まれてきました。

「究極の営業力を身に付けたい」
「営業力を付けて、いつかは独立したい」

抽象的ではありますが、若いなりに目指すところが出てきていたんです。

ところが、人生何があるか判らないものですね。
母親が癌になったという知らせが友人伝いで耳に入ってきたのです。

この訪問販売物語のシリーズを読んでくれている方はご存知かと思いますが、私は自転車で家出した事があります。若気の至りというか理不尽な父親への反抗というか、とにかく家から出たかったんです。

しかし、家出してからというもの実家には顔を出さないどころか電話の1本も入れない状況が何年も続いていました。

そんな中、突然の母の病気の話。
しかも、癌です。

私は、長男ですのでめちゃくちゃ責任を感じました。

「あの、理不尽な父親から逃げ出して母親任せにしたからストレスで癌になったに違いない」

こんな風に後悔というか申し訳ないというか、何と表現していいかわからないような重たい気持ちになりました。

決断

母親の手術当日。

無事手術は終わりましたが、手術室からベットに寝たまま出てきた母親の弱弱しい姿を見て思わず手を握ったのですが、想像以上にゴツゴツしていたんです。

「この手で俺を育ててくれたのか…、それなのに今まで心配ばかりかけてきたな…」

恥ずかしい話ですが、こんなことに初めて気が付きました。

そして、いろいろ考えた結果、私はひとつの大きな決断をします。

「田舎に帰って仕事を探して母方の実家を守る」

※ 実は、母方の実家は女系家族で後継ぎがいないので、長女である母の長男の私は、小さい頃から「田舎に来ないか?」と言われ続けていました。ただ、子供の頃から川崎市で育った私としては、友達も知り合いも居ない超ド田舎に行く気が全く無かったので断り続けていたのです。


せめてもの親孝行のつもりでした。
しかし、母の実家がある山梨県には本当に仕事がありません。

私としては、実力主義の訪販の仕事を探したのですが、求人自体が少なくて「やりたい」と思えるような仕事はみつまりませんでした。それで私はしょうがなく「ルートセールス」の仕事を選ぶことになったんです。

私の長い営業人生の中でも、歩合給ではない会社なのはここの2年間だけです。

しかし、結果から言えばルートセールスは楽ではありませんでした。
それに、いろいろと勉強になることもあったんですよね。

次回からは少しルートセールスで経験したことについて書こうと思います。
もしかしたら、このブログの読者にルートセールスの営業マンがいるかもしれないですしね。