昨日は少しショックを受けたというか、考えさせられたというか、何とも言えない気持ちになりました。
「仕事がつまらない」って20代の若者から聞いたからです。
でも、こんなふうに思っている人って多いんだろうな…
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仕事がつまらないんですけど…
当ブログにこんな質問が来たので、その一部をご紹介します。私は28才の社会人です。仕事は公務員なのですが、どうしてもやりがいを感じることが出来ません。過去に何度も自問自答しましたが、本当につまらないんです。
朝起きて仕事に行って、仕事が終わると家に帰ってきて寝る…
その繰り返しが永遠に続くかと思うと絶望的な気持ちになります。
最近は、人生そのものがつまらなく思えてきました。
(以後略)
「公務員の分際で甘えたこと言ってんじゃね~!」
こう言ってしまえば、身も蓋もありませんので、考えてみました。
目的を持つことからはじめる
まず、最初に思ったのは人生の目的を持つことが必要だということ。ありきたりですけど、とても重要ですよね。
当ブログで最も人気のある過去記事のひとつに3人のレンガ積みというイソップ童話を引用したものがありますので、目的が無い方は読んでみてください。
【参考】【訓話】3人のレンガ積み職人から考える目的と目標
そうそう、ちょっと前にホリエモンこと堀江貴文氏が「やりたいことがないなら、やりたいことが出てくるまで寝とけばいい」みたいなことをテレビで言っていました。
彼らしい発言だなと笑ってしまいましたが、本当に寝とけばいいということを言いたいのではなく、それほど目的を持つことが大切だということを伝えるための比喩的表現なのでしょうね。
(でも、本気で寝とけばいいと思っている可能性もありますが…)
社畜について
社畜って言葉をよく耳にします。会社に飼いならされている状態を現している言葉ですが、私はどうもこの言葉がピンときません。
だって、そんなこと言ったら日本国民のほとんどが社畜じゃないですか?
確かに組織に所属すれば、会社や上司の命令のもと仕事をしなければなりません。
時には自分の意に沿わないやりたくない仕事をさせられることもあるでしょう。
ただ、その中からも学べることは沢山あります。
そして、そういう状態の中でも創意工夫することで仕事を有意義なものにすることも出来るはずです。
私は世間的には、3Kと呼ばれている営業の仕事を約20年続けてきました。
でも、「辛いな…」と感じたことはあっても、「つまらないな…」って思ったことは1度もありません。
言葉には力があります。
自分のことを「社畜」といって蔑むようなことはやめましょう。
若者が仕事がつまらない責任は大人にある
「最近の若者は…」いつの時代もこんなことをいう大人っていますよね。
もちろん、昨今の日本人の民度は高いと言えませんし、どこまで緩くなるんだろうという危惧もあります。
ただ、私は若者が仕事がつまらないと感じる責任は大人にもあると思うんですよね。
例えば、朝の満員電車に乗ってみてください。
死んだ魚の目をした辛そうなサラリーマンが沢山います。
居酒屋では、仕事や会社、上司の悪口大会があちこちで行われていますよね。
また、「仕事は楽しいぞ!」と言う大人よりも「仕事は大変だぞ!」とい言う大人の方が多い。
そして、「仕事は楽しいぞ!」という大人に「仕事のやりがいってなんですか?」と質問しても陳腐な答えしか返ってこない。
これじゃあ、若者が仕事に対して夢が持てないのもしょうがありません。
私の個人的見解でもあるのですが、リスペクト出来るような魅力的な大人が多ければ、若者は自然と「こういう大人になりたい!」って感じると思うんですよね。
そういう意味で、社畜という言葉が蔓延している現状は、大人の責任が大きいと思います。
本日のまとめ
今日は、私が感じたことをつらつらと書いてしまいました。ただ、ついでにもうひとつ言わせてください。
私が社畜と並んで嫌いな言葉に「余生」という言葉があります。
余生…
何なんですかね、この言葉。
人生に余りなどあるのでしょうか。
私は本気で思うのですが、体が動く間はずっと働いていたいです。
縁側で日向ぼっこしてお茶を啜る…
たまにはいいですが、こんな時間が定年後死ぬまで続くなんて考えただけでゾッとします。
(平均寿命が男性は80才、女性は87才の時代ですからね)
のんびり過ごすにしても、長すぎですよ。
あっ、すみません。
最後に話が逸れましたね。
キリがなくなりそうなので、この辺にしておきます。