この玄関って開くことないだろ… – MSH第49回 –

このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。

飛行機

さて、新しい地域を任されたのですが、そこには予想もしない問題がありました。

それは、その地域の玄関ドアが防音扉だったのです。


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大和市を回ることに決めたが…

私は新しく担当するエリアを調べたのですが、大和市、座間市、海老名市、綾瀬市の4つのエリアの中で大和市を優先的に回るようにしました。

理由は簡単で、座間市、海老名市、綾瀬市は本当に田舎で、4つのエリアの中では大和市が一番集合住宅が多かったからです。

しかし、そこには思わぬ落とし穴がありました。

それは、大和市の集合住宅は防音扉のところが多かったんです。

知らない人のために説明すると、座間のベースキャンプは空軍基地ですので、大和市の上空は戦闘機などの軍用機が飛ぶのですが、そのときの音が半端ないんですね。

キーーーーーーーーーンという軍用機の飛んでいる音がどのくらいうるさいかと言えば、玄関先で目の前にいる奥さんと話していても声が聞こえなくなるくらいなんです。

ですから、分厚い扉(防音扉)になっているのです。

ちなみに、この当時は地デジなどありませんでしたから、軍用機が上空を飛ぶとテレビの画像が乱れるといったこともありました。(現在は地デジになり改善されたかどうかまでは判りません…)

はじめて見る分厚いドアに唖然

さて、私が初めて防音扉を見たのは、3階建ての古いコーポを回っているときでした。

見るからに古い建物で築30年といったところでしょうか。

1Fは店舗が入っているコーポの2Fに上がり、「よっしゃ!行くか!!」と気合を入れて玄関前に立つと、見たことも無い銀色の無機質な玄関ドアがありました。

「何だこれ?」

今まで見たことも無いタイプのドアだったことも原因ですが、コーポが古い割にはドアだけが新しいのも違和感を感じたんですよね。

そして、それが防音扉だということを後から知りました。

玄関ドアをノックしても聞こえない

「でも、インターホンをならせばいいじゃないですか?」
こう思う人は、もう少し訪問販売を勉強した方がいいかもしれません。

何故なら、玄関のチャイムやインターホンを鳴らすよりも、ドアをノックした方が開けてくれる確率が上がるからです。

ですから、私は出来るだけインターホンやチャイムを使わずに、ノックして「ごめんくださーーい」と言うようにしていました。


さて、話を戻しますが、防音扉というくらいですから外の音が中に聞こえないようにするのが第一の目的です。

分厚い上に密閉性も凄いんです。(玄関を開けてくれた奥さんから教えてもらいました)

実際にノックをしてみたのですが、普通のアパートやコーポの扉と違って「コンコンッ」って響かないんですよね。だからとって、「ドンドンッ」と強く叩くわけにもいきません。

また、「ごめんくさーい」というこちらの声も「どちら様ですか?」という相手の声も蚊の鳴くような声になってしまいます。

「これは厄介な地域だな…」

こう思いましたが、このころは防音扉ではない集合住宅もありましたので、そういうところを優先して回るようにしたものです。

マーケットの選出は超重要

マーケットを選ぶ権利が無い場合はしょうがありませんが、もし、「どこの地域を担当したい?」と選ぶことが許される状況なら、いろいろとマーケットの状況を調べて慎重に選ぶようにしましょう。

人口、年齢層、世帯年収などの住んでいる層はもちろんですが、戸建てが多いのか集合住宅が多いのかなども重要な要素です。

何も調べずに「ま、いっか!」と適当に選ぶと後々痛い目にあうことになりますよ。


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