飛込み営業中に起きた信じられない偶然 -MSH第16回-

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飛込みの訪販にも慣れ、月によってはトップを取れるくらいの実力がついてきました。そんな時に偶然ビックリするような出来事がありました。


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話は学生時代にさかのぼります。


私は、若い頃父親との確執が酷く、自転車で家出して年上の社会人の彼女の家に居候していました。

フリーターを辞めて、訪販の会社に就職したのも、「いつまでも彼女の世話になっている訳にもいかない」という理由もありました。


とてもいい彼女でしたが、若い頃の私は常にピリピリしていたので、結局長くは続かず別れる事になってしまいます。

それからというもの、しばらくの間は営業の仕事に没頭しました。


「稼いで公務員の親父をギャフンと言わせてやる」 「叩き上げで、必ず成り上がってやる」


正しいかどうかは別として、こんなモチベーションで毎日訪販の会社で格闘し続けていたのです。


しかし、営業成績も安定してきて、月によってはトップセールス。

このような時期に、いわゆる「中だるみ」状態になりました。

自分の中で、明らかにモチベーションが以前より下がっているという認識があるんです。


そんなある日、それは珍しく都内を回っていた時の事だったと思います。


「ったく、都内はドアが開かね~な…」こんな事を考えながら飛び込んでいると、後ろから突然声をかけられました。

「あの~、もしかして…」


そうです、声をかけてきたのは、以前居候させてもらっていた彼女だったのです。


「ひ、久しぶり…」

じっと見つめ続ける彼女の視線が気まずくて、何を話していいか判りません。


汗まみれで、片手に浄水器の見本を持っている私をまっすぐ見ながら彼女は言いました。

「上手く言ってるの?それにしても、あなたがやりたい事ってこんな事だったの?」


その彼女は医療系の当時伸び盛りの企業に就職していたので、私のように訪問販売で仕事をしている人が信じられなかったのかもしれません。

ただ、その彼女の一言が私の心に火をつけてくれました。


「こんな段階で中だるみをしている暇はない。この会社は将来の為のワンステップに過ぎないんだ!」


しかし、そんな時でした。母親が癌になった事を知ったのは…


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