ベンチャー企業の勝負所 BHS第31回

仲間4人で立ち上げたベンチャー企業ですが、もうすぐ1年を迎えようというのに無収入の状況が続いていました。そんな最悪な状況の中、やっと成長のきっかけになる出来事が起こります。

学習塾

振り返ってみると、あのときの3商談が契約になっていなかったら多分力尽きて倒産していました…


スポンサードリンク




危機的状況の中、最後の大チャンスが巡ってきた

創業メンバーの4人は疲弊しきっていました。幸い比較的我慢強いタイプばかりでしたので、何とか持ちこたえていましたが、並の精神力ならとっくに逃げ出していたと思います。

社長のTはユーモアたっぷりな人間ですが、こんなにうまくいかないことを想定していなかったのか苛立ちを見せていましたし、唯一の女性のAさんは前職が固定給の超大手企業でしたので、その不安は想像を絶するものだったと思います。

業務担当のYさんは、本当にお金が無くなってきて納豆やバナナばかり食べていたので、もともと細いのに更に痩せてしまっていましたし、私自身も銀行口座の貯金が底をついてしまいました。

そして、このような危機的状況を招いてしまった理由はいろいろありますが、一番の原因は新規開拓が上手くいっていないことなので、営業を任されていた自分の責任は重く、針の筵のような心境です。


そんな中、一世一代のチャンスが巡ってきました。
そのチャンスとは、中堅学習塾のアポが3本入ったのです!

何故、これがチャンスかといえば、創業してから数少ないクライアントの中に学習塾があり、一番大きな売り上げになっていたからです。その経験から、3つの学習塾とも契約出来れば、ほぼ確実に大きな売り上げに繋がる可能性が高いことがわかっていたんですね。

3つの学習塾の教室数は直営とFC合わせて100教室はありますので、全て確実に契約したいところ。そこで、久々に私と社長のTの2人で商談に臨もうと思ったのですが問題がありました。

そのうち2つのアポが同日で、移動時間を考えると間に合わないことが発覚したのです。そこで、止む無く3つのうち2つのアポを社長と私でそれぞれ分け、残りの1つは2人で商談に臨むことになりました。

経験したことが無いような緊張感

さて、2つの学習塾のアポが重なった日がやってきました。「お互い絶対にゲットしましょう!」こんな感じで社長と声を掛け合いましたが、緊張感は半端ではありません。

「今回のチャンスを逃したら、そのときは倒産だろうな…」考えたくなくても、こんなことが頭を過ぎります。首都圏の中でも郊外の小さな駅から少し歩いたところにある商談場所の学習塾本部を目の前にすると、吐き気と腹痛に襲われました。

近くのコンビニのトイレに駆け込んで商談ギリギリまで出てこれませんでしたしね…

ただ、私はめちゃくちゃ緊張するのですが、いざ商談時間になるとスイッチが入るタイプなので、吐き気や腹痛などはピタッと止まります。トイレの鏡で自分の顔を確認してから学習塾本部に乗り込みました。


しかし、この商談は振り返ってみると5本指に入るほどの壮絶な商談になってしまうことになるのです。
その時の商談の様子については次回お送りしますね。


スポンサードリンク
スポンサードリンク



LINEで送る
Pocket


コメントを残す

note 始めました

営業の疑問・質問・悩みの相談が無料です
サブコンテンツ

このページの先頭へ