部下が「辞めたい」と言ってきたとき営業マネージャーは!?

営業マネージャーをやっていて一番聞きたくない言葉のひとつにこれがあります。

「すみません、お話しがあるんですが…」

悩む営業マネージャー

神妙な面持ちで部下が上記のように言ってきたときのほとんどが「退職の相談」ですからね。

今日は、そんなとき営業マネージャーがどのような対応をするべきかを考えてみます。


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去るものは追わずという営業の世界の風潮

お恥ずかしい話ですが、20代のときの私は「人を蹴落としてでも勝利する」というような価値観でした。

イジメたりしたことはありません。
しかし、誰かが辞めていくときには「世の中は弱肉強食!弱い奴は去っていけばいいんだ」って思っていました。

「来るものは拒まず、去る者は追わず」
当時の営業会社はどこもそんな風潮でしたから、環境の影響もあったのかもしれません。

心境の変化

しかし、そんな私もだんだんと心境の変化がおこります。

例えば、「周りは全て敵だ」と思いっていても、いい人って現れるんですよね。
可愛がってくれる先輩社員、厳しい営業会社で生き残ってきた同期、自分を慕ってくれる後輩…

そして、そういう人たちが去っていくことになると、やっぱり寂しい気持ちになりました。
厳しい営業の世界を生き抜くために「弱肉強食の世界だ」と厳しく自分に言い聞かせていたのにも関わらずです。


マネージャーになると、更に心境は変化します。
「こいつは絶対に伸びる」と期待していた新人が突然来なくなったりしますからね。

もちろん、部下が落ちるのはマネージャーの責任だと言われるのも辛かったですが、それ以上に「頑張ろう!」と思って入社してきた人がすっかり元気を失って去っていく姿を見るのが辛くてしょうがありませんでした。

部下の慰労はどうしたらいいか?

さて、ここからが今日の本題ですが、部下が「辞めたいんですけど」と言ってきたらあなたならどうしますか?

「甘えてんじゃねーぞ」
さすがにこんなふうに一喝する人はいないと思います。

「最終的にはお前の人生だからな…」
これも相手を尊重してあげているようですが、少し冷たいですよね。
もしかしたら、慰労してモチベーションが持ち直せば、部下は踏み留まることが出来るかもしれません。

非常に難しい状況ですので100%の正解はないですが、もし、それでも正解は何かと聞かれたら「部下の気持ちを理解してあげること」だと思います。


営業マネージャーの中には「俺は部下の話をちゃんと聞いてる」と思っている人が多いですが、部下はそう感じていなかったりします。

例えば、「どうしたんだ?何があったか話してみろよ」と言いつつ、いつの間にか「そういえば、俺もお前くらいの新人の頃、同じようなことがあってな…」みたいに自分の話になってしまったり…

これでは、部下の気持ちを理解してあげる状態には程遠いですよね。

「そういえば最近表情が暗かったよな?随分と悩んでいたんじゃないのか?」
こんなふうに部下の気持ちや感情に寄り添ってあがることが一番重要ではないでしょうか。

「次は決まっているのか?」
「どこに行ったって楽な仕事はないぞ」

こんなふうに諭しても意味はありません。
だって、そんなことは言われなくても散々考えて悩んだ上で上司に相談に来ているのですから。

本日のまとめ

部下の気持ちに寄り添ってあげても、最終的に辞めるという結論が変わらないこともあります。
ですが、マネージャーが無理やり引き留めても、本人の気持ちが切れたままでは、近いうちに同じことが繰り返されるだけです。

ただ、「辞めようかどうか決めかねている」という場合も多いものです。

そんなときに、自分の気持ちを理解してくれる(理解しようとしてくれている)マネージャーだったら「この人のもとで、もう少し頑張ってみよう」って思うかもしれません。


そうそう、私はいつからか去っていく人間をみるとこんなことを考えるようになりました。
「きっと、あの人は『俺は営業が出来なかった』という心に傷を負って生きていくんだろうな…」

「あと1歩」「もう少し」
こんな状態で我慢できずに辞めていくもったいない人って多いじゃないですか?

マネージャーになったからには、一人でも多くの人を営業マンとして成功させてあげたいものです。


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