効率は非効率から生まれる

営業の仕事が嫌われる理由のひとつに「非効率だから」というのがあると思います。

業務の効率アップイメージ

私もどちらかといえば合理的なので、効率アップは常に考えているのですが、だからと言って非効率が悪いとは言いきれないんですよね。

そこで、今日は非効率から効率は生まれるというテーマでお送りします。


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2組の夫婦の話

とある町に2組の夫婦がいました。

一方の夫婦は合理主義で効率が悪いことは大嫌い。人生設計もしっかりしていて無駄な出費はしませんので、ブランド物を購入することもなければ、海外旅行に出かけることもありません。

老後の人生設計まで出来ていて、「いついつまでにいくら貯蓄する」というペースをきっちり守っています。近所の誰に聞いても「あの夫婦はしっかり者同士で安泰よね」という評判です。


さて、同じ町には上記の夫婦とは正反対の夫婦が住んでいました。人生設計がないわけではありませんが、欲しいものは適度に購入するし、夫婦そろって旅行にも行きます。

ときには、家計が赤字になることもありますが、気にしている様子もありません。別に人さまに迷惑をかけているわけではないので、悪い評判もありませんが、決して「理想的なご家庭よね」という評判もありません。


さて、上記の二組の夫婦ですが、どちらが効率がいい夫婦かといえば前者ですよね。やはり、こんなふうに計画性があって無駄を排除することが出来れば理想ですし、老後にお金で困ることもないでしょう。

ところが、それから5年後、前者の夫婦に突如アクシデントが起こります。
お互い仕事仕事ですれ違いが多く、「これでは一緒にいても意味がない」という結論に至ってしまったのです。

一見、合理的で理想の夫婦だと思っていた二人は、離婚というもっとも非効率な結末を迎えることになるなんて…


あなたの周りを見回しても、こういうことってありますよね。「あいつのところって夫婦仲がスゲーいいけど、なんでなんだろう?」みたいなことって。

もうお分りですよね。
後者の夫婦は一見非効率のように見えますが、その非効率の中で夫婦の絆を深めていたというわけです。

効率は非効率から生まれる

さて、営業というのは考えようによっては、とても効率の悪い仕事です。

例えば、10デモ打って3件しか決まらない成約率30%の営業マンは、7回は無駄なデモを打っていて非効率だといえます。そして、その7回の行き先作りの為に費やした労力や時間(テレアポ、資料作成、移動時間etc)を考えると、とんでもなく非効率になってしまうわけです。

でも、本当にそうなんでしょうか?

効率を優先するのが悪いとは言いませんが、非効率を排除しすぎると経験を積む機会を損失してしまいます。


それでも「効率重視!非効率反対!!」という営業マンに、もうひとつ例をあげてお話ししますね。

営業マンって「アイスブレイク」とか「世間話」で頭を悩ませている人って多いですよね。でも、もし効率だけを考えるのであれば、世間話は必要ありません。クライアントと営業マンの貴重な時間を浪費してしまうだけですからね。いきなり本題から入ればいいわけです。

実際、本題から入っても決まることはありますし、私も時間がおしているときなどは本題からいきなりということもありますが、やはりセオリーは世間話のひとつでもして、相手から笑顔を引き出したりしますよね。

この商談とは関係のない非効率な世間話がお互いの警戒心や緊張感をほぐして、いい結果へと導いてくれることだって沢山あるわけです。

本日のまとめ

効率を考えるのが悪いのではありません。

「非効率を完全に排除したり、忌み嫌うのは、かえって非効率を招くことになりかねない」ということを覚えておいてください。


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