飛込み営業で経験したことのない奇跡的な売り上げ – MSH第47回 –

そういえば、最近BtoCの営業のことをずっと書いていないことに気が付きました。

このブログは、法人営業のノウハウやコツが中心ですが、BtoCの個人を対象とした営業マンの人もかなり読んでくれているんですよね。

そこで、久々にMSHの更新をします!

団地

このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生を出来るだけリアルに振り返った物語です。

久しぶりですので、一応リンクを貼っておきますが、前回のこの記事の続きになります。
【参考】天才型営業マンに凡人営業マンが勝てるか!? – MSH第46回 –


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天才営業マンに挑んだガチンコ勝負

町田営業所から毎日日帰りで山梨へ営業に行き始めて約1ヶ月。
東京方面から甲府市内あたりまでを回りつくし、「そろそろ山梨からサヨナラかな」なんて思いはじめたとき、私にはひとつアイデアがありました。

それは、この出張の後半2週間位連日一緒に山梨に来ていたN主任とガチンコで勝負してみたいということ。

先日一度単日の営業数字で勝ったとはいえ、N主任は完全に油断していましたし、ツキに見放されたような感じだったので、ちゃんと白黒つけたかったんですよね。

そこで、N主任にこう言いました。
「N主任!山梨への日帰り出張も残り2日です。お願いがるのですが、俺とガチンコ勝負してもらえませんか?その代り、夕方までゲーセンに付き合いますから!」

このN主任の連日のゲーセンのサボりに1度たりとも付き合ったことがありませんでしたが、「最後くらいはいいか」と思ったのと「こう言えば勝負してくれるんじゃないか」って思っての発言です。

「いいけど、これだけローラーで潰したのに、俺とお前でめいいっぱい回る現地って残ってるのかよ」
まんまとN主任はこの話にのってきました。

「ありますよ」
そういうと、夕方4時まで時間を潰すためのゲーセンに一緒に行きました。

そうそう、最後くらいはN主任のサボりに全力で付き合おうと思いましたが、ダンスダンスレボリューション(その当時はめちゃくちゃ流行っていた)だけは一緒にやりませんでした。(踊るのだけは勘弁なんですよね~)

戦いの場は2棟の団地

「いや~、白井が来てくれたおかげで、今日は楽しかったなぁ~」
隣でご機嫌なN主任を乗せて、甲府から東京方面へ車を走らせます。

「N主任、約束忘れてないですよね?」
そう聞くと「おう!」と一言。返事の感じからして気合十分という感じです。

「そうこなくっちゃ」
心の中で、今日こそはN主任とガチンコ勝負ができそうだという状況にテンションはあがりまくりです!

そして、しばらく走っていると、決戦の場所の団地につきました。

「よく、こんなとこ見つけたな~」
「はい、この日のために、手つかずで残しておきました」

そういうと、私はこのように続けて説明しました。
「ワンフロアー10件、5F建て50世帯の団地が2棟ありますので、ひとつずつ選んで勝負しましょう!」

じゃんけんをして買った私が南側を選び、N主任は北側を回ることに決まりました。

もう現地は暗くなっていたと思います。
そして、ちょうど住人が帰宅して在宅率が上がってくる5時から9時までの4時間の勝負がスタートしました!

めちゃくちゃ売れまくる中、勝負を決めたのは…

結果から言えば、めちゃくちゃ売れました。
ハイエースにギッシリと積んであった在庫がガンガン無くなっていきます。

「1、2、3、4… もうこれしか在庫がないのか…」
私も売りまくりましたが、本気を出したN主任もさすがとしか言いようがありません。まだ、半分くらいしか回っていないのに早くも在庫が底をつきそうになってきました。

「そうだ!」
ここで私はちょっとした小細工をしました…


8時30分。
終了時間の30分前に在庫を取りに車でN主任と顔を合わせたので、今現在のお互いの数字を確認することにしたんです。

結果は、私の数字がN主任を若干上回っていましたが、お互いに、あと1件契約を取ればその人が勝利という位しか差がありません。

「俺さ、実は契約決まっているんだけど、在庫が無くなっちゃったんだよね。」というN主任に対して「俺も契約決まってるとこありますよ」と言うと、「じゃあ、引き分けってことか(笑」とN主任は笑っています。

しかし、私はおかしくてしょうがありませんでした。
実は、こんなこともあろうかと、在庫をひとつ営業車の下に隠しておいたんです。

「N主任、引き分けじゃないですよ。これを納品して俺の勝ちです!」
「きったねーーーー!」

私はこの隠しておいた在庫を納品し、N主任との勝負に完全勝利!?することが出来ました。(かなりズルいやり方ですけどね)


しかし、勝ち負けよりも感動したことがあります。
それは、入社以来どんな現地に行っても1度も経験したことがなかった「在庫切れ」になったことでした。

空っぽになったハイエースの荷台を見て、何とも言えないスッキリとした気持ちになりました。


もちろん、翌日もこの団地にきて、不在宅や周りきれなかったところを潰しましたが、何と全約100世帯中、外した(売れなかった)ところは5件しかありませんでした。

そして、この奇跡的な売り上げを記録した日を最後に、山梨への日帰り出張の日々が終了しました。


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