エステ企業との大トラブル【暗雲編】 BHS第15回

いよいよ8月も今日・明日で終了です。
本当にここのところ涼しいけど、あの暑さはいったい何だったんだろう…

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さて、今回はエステ企業との大トラブル【暗雲編】 BHS第15回をお送りします。


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大手企業との契約で勢いづくベンチャー

全40店舗展開しているエステ企業との契約で、私達4人は完全に沸き立っていました。
無理もありません。それまでは1店舗の飲食店や1診療所の歯科医院などとの契約ばかりだったので、「これで、大きな業績をあげることが出来る」という希望が見えたからです。

実はその当時我々の立ち上げたベンチャー企業は、早くも資金難による倒産のピンチに追い込まれており、このエステ会社のコンサルを何としても成功させ、業績を上げなければならないところまで追いつめられていました。

みんな口にはしませんでしたが、「これで、やっと無収入の生活から脱出できるかもしれない」そんな期待も併せて感じていました。

契約書が手元にない状態で業務スタート

上記のような追い込まれた状態でしたので、私達は首を長くして契約書が手元に届くのを待っていたのですが、前回お話しした通り、届いた契約書に割り印が押してありませんでした。

通常であれば、先方から割り印が押された契約書が戻って来るまで待つのが当たり前ですが、倒産の瀬戸際に立たされた私達にそんな時間はありません。

創業メンバー4人で相談した結果、「契約は決まっているのだから、捺印した契約書が戻ってくるのを待たずに、どんどんとコンサルを進めよう」ということになったのです。というか、それしか私達には方法がありません。

調査をしてコンサルに入ると、運がいいことにビシバシといい感じでことが進んでいきました。

ところがです、この後とんでもないことが起こるなんて誰も予想はしていませんでした。

契約書が全然返送されてこない…

「そういえば、契約書って返送されてきましたか?」
私は毎日のように内勤のAさんに契約書が届いたかどうかの確認をしていました。

「大丈夫ですよ。じきに届きますよ」
みんなはこう言ってくれていましたが、1週間が過ぎたあたりから本格的に心配になってきました。

そして、その嫌な予感が的中してしまいます。


ある日のこと。

RRRRRR RRRRRRR
外回りをしていると、私の携帯電話が鳴りました。着信相手は先日契約したエステの会社です。

そして、「お世話になります。今日はどうされましたか?」と言うと、先方から予想だにしない言葉が発せられました。

「今すぐ、コンサル業務をストップしてください!」
私は一瞬何が起きたかわかりませんでしたが、何秒かして冷静さを取り戻すと冷や汗が出てきました。

「突然、どうしたんですか?ストップしてくださいといわれても、もうコンサルに入ってしまっている店舗が複数あります!」

そういうと、こんなふうに帰ってきました。

「ですから、今後は新しい店舗のコンサルには入らないで頂きたいのと、今、コンサルに入っている店舗もストップしてもらいたいと言っているんですよ」

最悪の事態とはこのことです。
当然ですが、その場で「わかりました」なんて口が裂けても言えませんので、「今、外出先ですので、夕方再度ご連絡させて頂きます」と一度電話を切り、帰社後、創業メンバー4人でミーティングしました。

天国から地獄

天国から地獄とはこのことです。
帰社後のミーティングでは、契約が決まったときの盛り上がりが嘘のように静まり返っていました。

社長のTさん、業務のYさんと相談した結果、営業担当の私と、業務担当のYさんの二人で先方の企業に乗り込んで話を付けに行くということに決まりました。

法人営業を始めて半年。
最初の記念すべき大口契約がこんなことになるなんて、私もつくづく運がありません。

しかし、乗り込んで話を付ける以外に方法はありません。
話がまとまらず、最悪1円も回収できなければ「倒産」という背水の陣で先方企業との戦いが始まるのでした。


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