サボり営業マンとの壮絶な戦い – MSH第45回 –

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このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生を出来るだけリアルに振り返った物語です。
さて、私が過去に出会った営業マンの中で最強のサボり魔N主任との壮絶な戦いが始まりました。


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最強のサボり営業マン

まず、最強のサボり営業マンN主任についてお話しします。この主任、見た目はハンプティー・ダンプティーのようなまんまる体系。顔も決していいわけでもないし、オーラや覇気があるわけでもありません。更には、営業所の中では、誰もが認めるサボり営業マンとしてレッテルを張られている始末。しかし、社歴は長く一応主任です。

何の因果か、私と山梨に毎日来るようになったのですが、その理由が本当にあり得ない。営業所の近場のエリアだとサボりがバレルので、私と遠方の山梨まで行って堂々とサボるわけです。今でも忘れませんが、N主任が山梨に同行する初日にこんな風に言われました。「あのさぁ、どこかのゲーセンで降ろしてくれる?夕方4~5時位までゲームしてっから!」


「はぁ??(何言ってんだこいつ?)」

「本気で言ってるのかな…」って思いましたが、様子を見る限り本気のようです。「俺、寝るから着いたら起こして」そう言い残すと助手席で堂々と寝始めました。それにしても、何故わざわざこのサボり営業マンのN主任の為に甲府のゲーセンまで行かなければならないのでしょうか?今でこそ国道20号線沿いに沢山のお店やゲームセンターなどがありますが、その当時はそんなにお店もなかったので、ゲーセンとなると甲府まで行かなければならなかったのです。

「てか、本気で夕方まで遊ぶ気なら運転くらい代われっつーんだよ」こんな不満が爆発しそうでしたが、我慢して甲府を目指しました。


本気でゲームに興じる営業マンを置いて現場へ

「N主任、付きましたけど」助手席で寝ていたN主任に声をかけると「おう、ご苦労さん!」と言ってさっそうとゲーセンの中に入っていきます。「おいおい、マジだったのかよ」私もトイレを借りにゲーセンに入ると、N主任はその当時流行っていた「ダンスダンスレボリューション」を始めました。

それにしても、ハンプティー・ダンプティーのような体系のおっさんが、ゲームとはいえ踊っている姿はおぞましい(笑 一緒にされたくない私はN主任にこう言いました。「あの~、俺ゲームに興味ないんで夕方まで回って来てもいいですか?」すると、N主任は驚いたような顔をして「いいよ。ちゃんと夕方には迎えに来てくれよ~」と言い、踊っています。「勝手にしろ!」本当に腹立たしい気持ちで私は現場に向かいました。


夕方からの勝負に敗れた屈辱

「そろそろ時間だな」現場を回っていた私は、夕方4時に間に合うようにN主任を迎えに行きました。「いや~、いい汗かいたな~」ご機嫌なN主任。「こいつアホか!?」こんな風に思いながら夕方から回る現場に向かっていると、今までとは違うテンションでこう聞かれました。「お前、今いくつ?」(※いくつというのは、「どれだけ売れたの?」という意味です。)悔しいことに、この日この時点での売り上げはゼロでした。そんな私にN主任が一言。「なんだよ、タコかよ(笑 じゃあ、ゲーセンで遊んでいた俺と、必死こいて回っていたお前と同じってわけだ(爆」

「腹立つわ~。こいつだけは絶対に許せん

N主任には悪気はなさそうですが、私の腹は煮えくり返っていました。「こんな最低サボり営業マンだけには絶対に負けられね~」現場につくと、そりゃあもう必死こいて回りましたよ。そして、いつも以上の売り上げをあげて「N主任はいくつだったんですか?」と聞くと、な・なんと私よりも数字が良かったのです。そして、それは初日だけでなく、2日目、3日目と続きました。

「なるほど、完全にサボり営業マンのレッテルを張られたN主任が生き残れているのは、実力があるからなのか…」しかし、だからと言って負け続けるのはあり得ません。しかし、結果から言えば、月曜日から金曜日まで私は全敗しました。

「お前さ、必死こいて回っている割には効率悪いよな~。まぁ、お前に負ける気しないわ~w」こんな風に皮肉を言われる始末。しかし、私は信念を曲げるつもりは全くありません。というのは、この程度で足を引っ張られてしまうようでは、その当時私が掲げていた目標である「月収100万円稼げる男」にはなれないと思ったからです。


そして、更にN主任との戦いはエスカレートしていくのでした。


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