課長に物申したらハブられて独りぼっちに – MSH第38回 –

独りのイメージ

このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生を出来るだけリアルに振り返った物語です。

あなたの会社には強烈な上司っていませんか?
今日は、上司に物申したら入社3日目にしてハブられて独りぼっちになった私の苦い経験をお話しします。


スポンサードリンク




転職した営業会社について

キッチン

そういえば、転職した営業会社が扱っている商品などについてお話していませんでしたね。

この会社の主力商品は「換気扇フィルター」
今は珍しいものではなくなりましたが、レンジフードという昔のプロペラ換気扇より吸入力のある換気扇の油汚れ防止のための商品です。
その他にもキッチン周りの便利商品や床や壁のコーティングなど、(新築物件の傷や汚れ防止のためのサービス)を扱って扱っていました。

「そんなものが売れるの?」と思った方もいると思いますが、これがよく売れました。
男性の方は理解しづらいかもしれませんが、キッチン周りの油汚れなどは主婦にとっては大きな悩みのひとつで、それが軽減できることや解決できることにはニーズがあるんですよね。

汚したくないと思っても、料理をしないわけにはいきませんしね。あの有名なダスキンも似たような商品を扱っていたくらいです。


営業のスタイルとしては「BtoCの完全な新規飛び込み営業」でした。
営業マンは2人1組でハイエースのようなワンボックスカーで指定されたエリア内をくまなくローラー作戦でつぶしていきます。
そうです。2人一組ということで、私はT課長と組まされたというわけですね。


俺は課長のパシリかよ

階段

課長は成績がいいだけあって、担当エリアもいいところですし、おいしい新築物件などを連日回るスケジュールでした。

新人の私の役割と言えば、運転手とパシリ。
1日目2日目3日目と、何か教えてくれるどころか1件たりともピンポンさせてくれません。
今でも強烈に印象に残っているのは、車で待機しているときに課長から電話がきて「○○を速攻持ってきて!」と言われて持って行ったら「おせ~んだよ、ボケ!」と叱咤されたこと。
その部屋はマンションの7Fだったのですが、「何、エレベーターなんか使ってんだよ!階段で走って持って来いよ!」と怒鳴られました。

「だったら最初っからそう言えよな」

当時は私も若かったので、めちゃくちゃブチ切れながら課長のパシリをしてきた記憶があります(笑


「いや~、今日も売れに売れたな~」
3日目の帰社中の車の中で上機嫌な課長の横で、私は不安を感じていました。

「この人とずっと組まされていたら、しばらくは使いっ走りなんじゃないか…」
考えてみれば、入社3日目で気が早いのですが、当時の私はとても焦っていました。まぁ、T課長の態度が横柄すぎて気に入らないというのもありましたが。

そして、信号待ちで車が止まった時に言わなければいい一言を言ってしまいます。

「課長、俺は課長のパシリをするためにこの会社に入社してきたわけではないんですよ。いつになったらピンポンさせてくれるんですか!?」

すると、予想していたよりも落ち着いた感じでT課長は言いました。
「じゃあ、車一台用意してやるから、明日からお前ひとりで好きに営業しろよ」
そういうと、課長は助手席で所長にその旨を電話して伝えていました。


帰社後は気まずい空気に

帰社後。私は明日からの営業のために商品の積み込みをはじめました。
「あの~、積み込むフィルターの種類ってこれでいいんですかね?」
周りの先輩社員に質問しながらすすめたのですが、なんとなくみんな気まずい雰囲気。

そうです。その営業所では課長に逆らうなんてもっての外。みんな私とは出来るだけ関わりたくなかったのです。

そして、衝撃の事実を所長から伝えられます。
「お前の担当地域は多摩市(東京)に決めたから」

私は、多摩ニュータウンに友人が住んでいたので、多摩市と聞いてすぐピンときました。
「やられた!!!!」

そうです。多摩市はその営業所の管轄エリアでありながら、誰も担当したがらず放置されていたエリアだったのです。

え!?何故かですか??
それについては、次回以降の現場での話の中で説明しますね。


スポンサードリンク
スポンサードリンク



LINEで送る
Pocket


コメントを残す

note 始めました

営業の疑問・質問・悩みの相談が無料です
サブコンテンツ

このページの先頭へ