春休みの戦いがスタートした! – MSH第33回 –

八景島シーパラダイス

このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生を出来るだけリアルに振り返った物語です。

いよいよ春休みに突入しました。


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ピピピピッ!ピピピピッ!

時間は朝の4時30分。
もともと朝が弱い方ではないのですが流石に眠い。
3月の終わりの早朝はまだまだ寒いし、太陽も出ていないので当然真っ暗です。

何故、こんなに早起きしたかといえば、町田の営業所に転勤してきて初めてのトップシーズンである「春休み」を迎えたからです。


前日までに、積み込みも済ませあるので、タイムカードに打刻だけして出発。
一番近くのコンビニで飲み物とパンを買って、目的地に向かって車を走らせながら軽い朝食を済ませます。

ラジオから流れるFMの音楽を聴きながらこう思っていました。
「この春休みを乗り切れるだろうか…」

山梨の本社にいた時は、新人営業マンということもあって比較的売り上げが少ないお客さんが多かったのですが、町田営業所のお客さんは1件1件の数字が大きいのです。

「まぁ、やるしかないしな」

こんなことを考えながら保土ヶ谷バイパスを横浜方面へ飛ばしました。



朝の八景島は、当たり前ですが閑散としていて寂しいものです。
それでも、営業時間中は入っていけない島内に向かって同業者の納品者が入って行きます。

電車で八景島に行ったことがある人はわかると思いますが、駅から島へ渡るあの橋です。
「いや〜、車で入って行けるなんて最高最高♪」
私は単純なのでそれだけで喜んでいた気がします。


さて、島内に入って警備党で鍵を借り、いよいよ納品開始!
非常灯しかついていない薄暗い建物の中で、独りもくもくと持ってきた商品を陳列します。

前にも書いたことがありますが、お土産業界では商品の陳列や在庫出しは業者の仕事ですので、お店ではあまりやってくれません。ですから、めちゃくちゃに散らかった商品をきちんと整理するところから始まります。

整理が済んだら納品。
それで終わりかというと、重要なのが「注文取り」です。



注文取りで難しいのは、次回来る時までに今ある商品がどのくらい売れるかを予測して、欠品が起こらないようにしなければならないということ。

私のように転勤して初めての担当するお店って予想が難しいんですよね。

「えっ!?前年の売り上げとかを参考にすればいいじゃん」
こんな風に思う人もいるかもしれませんが、この頃はまだまだアナログの時代。
現場の営業マンの経験と勘がものを言う時代でした。

また、鳩サブレのような定番商品ならいいのですが、キーホールダーや雑貨、キャラクターものなどは、流行り廃りが早いので、どんどんといれかわりますので、前年のデータなんて全く当てになりません。


こんな感じで、八景島党内の3店舗の納品を済ませたあとは、駅前の売店→横浜ドリームランド→向ヶ丘遊園→よみうりランドと昼食抜きで次々とその日の予定を周り切ります。

そして、早めに営業所に戻ると、「翌日以降の納品の準備(商品のピックアップ、ラベラーでの値付けやバーコード貼り、車への積み込みetc)を済ませて帰宅、翌日の早朝からの仕事に備えて早めに就寝」という生活サイクルを続けました。

そんな工夫のかいがあって、初めての春休みは無難に乗り切れました。


しかし、ひとつだけ問題がありました。
それは、「売り上げが頭打ちで全く伸びていない」のです。

本社では、前年対比300%upの実績を残していた私としては、東京に行って売上を落とすわけには行きません。

「どうしたらいいんだろう…」

そんな時に役に立ったのが、以前やっていた飛び込み営業のスキルだったのです。


今回はここまで、次回に続く。


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