売店の商品

このMSHシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生を出来るだけリアルに振り返った物語です。

今回は、欠品を出さないためにとった戦略についてです。

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さて、私は目前に迫った春休みを目前にして、焦っていました。

それは、町田営業所の顧客は主にテーマパークだったので、商品が売れる期間がめちゃくちゃ短いこと、そして、春休み、GW(ゴールデンウィーク)、夏休み、冬休みなどは、テーマパーク周辺は大渋滞して仕事にならないということです。


「欠品を出すなと言っても、普通にやっていたら無理だな…」

でも、私の性格上、担当した地域の売り上げが下がったとか、欠品が出て売店からクレームが来るようなことは絶対に許されませんので、出来ることはないか戦略を自分なりにたてました。

それが、以下の3つです。

① 徹底して裏道を覚える
② シーズン中だけ在庫を多めに置いてもらって、売店のスタッフに手伝ってもらう
③ 早朝から動いて渋滞を回避する


まず、①に関しては比較的簡単でした。

町田営業所のSさんに教えてもらった道以外にもっと裏道はないかを徹底的に探しまくりました。(その当時はナビが無いので、大変でしたよ)

もともと、車で走り回るのは好きだったので、これに関しては楽しみながら出来ました。


しかし、問題は②と③です。

②に関しては、「田舎と違って、こっちの売店のスタッフは違うかもしれない」という期待もありましたが、結論から言えば、同じでした。

前にも当ブログで話したことがありますが、基本的に商品の陳列や在庫出しは業者の仕事で、お店の人はやってくれません。

私から言わせれば、「欠品が出ればお店としても売り逃しだし、棚下の在庫を出すのは当然」と思うのですが、現実はそうではありません。

ですので、出来るだけ普段から店長を始めアルバイトのスタッフとも立ち話をしてコミュニケーションを取るように心がけました。

「棚下に在庫入れとくから、手が空いた時は出しといてね」と言える関係になるまでには時間が短かったので、この②に関しては微妙でしたが…


そして、最後が③です。

Sさんに教えてもらったルートは、よみうりランドや向ヶ丘遊園地からスタートして、横浜ドリームランド→八景島というように、町田営業所の近くから順番に回るルートでしたが、私はこれを真逆にする決断をしました。

理由は、八景島近辺には裏道が無く、昼前くらいには大渋滞になってしまって仕事にならないからです。

幸いにも、八景島内の売店の殆どが委託契約で、ポスレジを通った分しか売り上げにならなかったので、店長にお願いしてトップシーズンだけは検品なしで納品させてもらう事にしました。

更に調べてみると、早朝であれば島内まで車で入っていける事がわかりましたので、トップシーズンで納品する商品がめちゃくちゃ多い時の効率アップには最高のでした。(一般のお客さんがいる時間帯は島外の駐車場に車を止めて、台車で商品を運ぶというルールになっています)

そして、出した結論が、朝5時起きで八景島に来て、そこから横浜ドリームランド→向ヶ丘遊園地やよみうりランドと遠くから町田営業所へ戻るルートにひっくり返しました。


時間があればもっといろいろと工夫が出来たと思いますが、春休みまであまりに時間がないので、この3つの戦略で乗り切ろうと決心しました。

そして、はじめての春休みを迎えます。

その様子はまた次回お送りしますね!