営業マンは良心を持つべきか!?

心

今日、とあるサービスに対して反響の電話がありました。
結果から言うと、わざわざ申し込みにならない方向の話をしてしまいました。


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RRRRRRR!!!!

「あの〜、インターネットを見て電話したのですが…」


そう、反響です。

私の会社は、複数の商材やサービスを扱っており、各商材やサービズごとにWEBサイトを作っているので、このような反響が来ます。

「あの〜、お見積りとかって出して頂けますでしょうか?」
話ぶりから相当なニーズがあると感じました。


しかし、この方、問い合わせはしてきたものの、私の説明の半分くらいしかわかりません。

「WEBサイトにお問い合わせフォームがございますので、そちらから詳細をメールして頂けませんでしょうか?」
このように言ったのですが、WEBサイトのお問い合わせフォームからメールを送るのも大変なようです。

「今、この場で説明して頂けませんか?」
とても困っている様子だったので、電話で詳しい状況を聞いてみました。


すると、わかった事が、うちのサービスを使えばベストですが、使わなくてもその方自身の対応次第でどうにでもなる内容だった事がわかったのです。


はっきり言えば、営業畑をずっと歩いてきた私ですから、もっと強烈にニーズを入れて、オーダーに持って行くことは出来たかもしれません。

しかし、「この方にとって一番いいのはうちのサービスを使うことではないのでは…」と思ってしまったのです。

小一時間でしょうか。

解りやすく、丁寧に説明したら、最初に電話をかけて来た時とは全く違う明るい声で「ありがとうございました」と安心した様子になり電話は終了しました。


さて、営業マンのあなたはこの話を聞いてどう思いましたか?

「何やってんだよ!営業マンなんだから契約とれよ!」
「偽善者ぶりやがって!」

そう思った方もいるかもしれません。

でも、これが私のポリシーなのです。


相手の為になるなら、どんな抵抗や反発とも戦いますが、相手の為にならないのであれば、売りつけたくないんです。

それでも、どの営業会社でもトップクラスの数字を叩いてきましたし、もしかしたら、そういうポリシーを持ち続けていたから、こんなに長い間営業の仕事を続けてこれたのかもしれません。


もうひとつ、思い出したので過去の実話をご紹介します。
昔、BtoCの個人営業をやっている時に、こんな事がありました。


デモ(商談)も終盤、クロージングというタイミングで奥さんが涙をポロポロと流しはじめたのです。

「俺、別に脅かしたり、高圧的に話したりしてないよな…」
心の中でこんな風に思っていると、奥さんは次のように言いました。

「私、セールスに弱いんです。こうやって勧められるとなんでも購入しちゃうんです」
聞くところによると、過去にご主人と夫婦喧嘩になったことは一度や二度ではないとのこと。


実は、この月は私にとって昇格査定の最終月で、喉から手が出るほど契約が欲しかったのです。
しかし、泣いている奥さんの姿を見たら、それ以上デモ(商談)を続ける気持ちになれませんでした。


結果ですか? もちろん否決ですし、ちょうどその1本分の数字が足りなくて昇格出来ませんでした。

「お前の昇格がかかってるから、極上アポ回したのに外しやがって!」
上司の営業所長にはめちゃくちゃ怒られました(笑

そうそう、翌日出社した時に、その奥さんの家に電話がいかないように、名簿から消した事も覚えています。


私はこのポリシーは今後もずっと持ち続けていきたいと思っています。


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