私の会社は11月決算なので、実は今月から第8期に突入したんですよね。

そこで、これまではコンサルの対象の99%が法人だったのですが、せっかく営業マン向けのブログをやっていることですし「個人コンサル」を増やしていこうということで、試験的に数人の営業マンのコンサルを始めたんです。

その中の一人と昨日顔合わせをして話を聞いたんですが、「大手企業の固定給の営業マンも安泰ではない時代がやってきてるんだな~」とつくづく感じましたよ。

そこで、総営業マンサバイバル時代突入というテーマでお話します。

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年商数千万円企業の大改革

コンサルティング

昨日お会いした営業マンが努めているのは、テレビコマーシャルも打っている年商数千億円の有名企業です。

その会社のこれまでの給与体系は「固定給+年2回の賞与」だったのですが、今後賞与がなくなると言うじゃないですか。

私は経営コンサル時代に同業種の会社のコンサルに入った経験があるので、その会社の経営状態のおおよその検討がつくのですが、確かに競争が激しいとはいえ賞与を払えないような状態ではないと思ったんです。

「ただでさえ離職率が高いのに、そんなことしたら営業マンがどんどん辞めていっちゃうんじゃないですか?」

このように質問すると、以下のような答えが返ってきました。

「実は、うちの社長が数億円を払って外資系会社にコンサルの依頼をしている影響なんです。噂では完全に陶酔してしまって、コンサル担当者の言いなりになっているみたいで・・・」

現場を知らないエリート集団に数億円のコンサルタント料を払うくらいなら、社員に還元するという方法もありますが、そういう経営者ばかりではありません。

「賞与もそうですが、手当などあまりに減額になったら、今の仕事を続けられなくなるかもしれません・・・」

奥さんと子供2人を養っているのですから、気が気ではないでしょう。

固定給の営業会社に成果主義を導入

「じゃあ、なんで私のコンサルを受けようと思ったんだ?転職エージェントと会った方がこの方のためじゃないのかな?」と思ったので質問してみたら、以下のような答えが返ってきました。

「実は、ただ賞与が無くなるのではなく、年2回の賞与を歩合給として毎月12回に分けるらしいんです。ただ、数字が悪ければ歩合は出ないので収入減ですが・・・」

歩合給制度に変わっても安定して稼ぎたいということで、私のコンサルに興味を持ったというわけです。

これまで、年功序列が崩壊したとか、実力主義がどうのこうのという情報はあっても、フルコミで働いてきた私にしてみれば「甘いわ」としか思っていませんでしたし、「結局、全然すすまないじゃん」と思っていました。

しかし、名前を言えば誰もが知っているような大手企業が営業職の賞与を歩合給制度に変更するという話を聞くと、「いよいよ本格的になってきたな」と思ったんですよね。

あなたの会社が固定給だったとしても、いつご紹介した会社のような給与体系に変更になるかわかりません。

実力のある営業マンであれば何の問題もない

暗い話で終わらせても意味がありませんので言いますが、実力がある営業マンであれば、会社の報酬体系が変わろうが何の問題もありません。

歩合給制度が導入されれば、以前よりも稼げる可能性もありますし、実力主義が導入されることで、仕事をしない、実力はない人間が優遇されることも少なくなるでしょう。

ですから、危機感を持つのは大切ですが、一方で「何があっても大丈夫だ!」という本当の営業力を身に着けておくことが大切です。

売れる営業マンは引き手数多ですから、最悪の場合「転職して会社を変える」という手段もとれますから!