努力しても成功できるかわからない

このような考え方は、ゆとり世代やさとり世代だけのものではありません。例えば、お笑いタレントの成功者として疑う余地のない明石家さんまさんも以下のように言っています。

『努力は必ず報われる』に対して、「これは、やめた方がええぞ」という。なぜなのか。

出典:明石家さんま「努力は必ず報われる」を座右の銘にするな | エンタメウィーク


私は過去にお会いした創業社長など成功者の方々に「成功した一番の要因を上げるとしたら何ですか?」と質問すると、かなりの確率で「運が良かった」という答えが返ってきましたからね。

このようなことを考慮すれば「努力が必ずしも成功という結果に結び付くわけではない」と言えるでしょう。

では、努力はしない方がいいのでしょうか。
今日はこんなお話をお送りします。

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努力は成長のためにするべし

結論から言います!

努力は成功のためにではなく成長のためにするべし

今は大成功している経営者でも、新しいビジネスを10立ち上げると9は失敗したと言います。ノーベル賞を取るような学者も、星の数ほどの失敗や試行錯誤を繰り返しているときに、たまたま大発見をしたというケースが多いですよね。

ですから、努力の結果として成功を求めても、ほとんどの場合は成功できませんし、成功したとしても努力に見合うものである確率は低いわけです。

成功のために努力をしてはいけないとは言いません。しかし、夢破れたときに「これまでの私の努力は何だったんだろう…」と立ち直れないほど凹むことを考えれば、やめておいた方が無難です。

一方、成長のための努力であればどうでしょうか。

よほど見当違いな努力をしていない限り、「少しは成長できたかな!」のように1つくらいは自分の成長を実感することができますので、完全に努力が水の泡になるということはありませんよね。

ですから、「この努力は自分の成長のためだ!」と考えた方がいいわけです。

成長すれば成功に近づける

「でも、私は成功したいんです!成功を目指してはいけないんですか?」と思った方もいるかもしれません。

そういう方は、以下の図を見て考えてみてください。

成功への階段

天才的な才能や強運の持ち主のようなごく一握りの例外を除けば、一段一段階段を上るようにして成功に近づくしかありません。

そして、その一段一段が何かと言えば「成長」なわけです。

一段飛ばしや二段飛ばしをすれば、踏み外して大けがをするかもしれません。また、上る階段によっては下りのエスカレーターのように立ち止まれば後退してしまうかもしれないのです。

ですから、絶えず努力し続け、一段ずつ成長の階段を上り続けることが、成功に近づく唯一の方法なわけです。

成長無くして成功はあり得ませんが、成長し続ければ成功にたどり着ける可能性があるんです。

ただ、断っておきますが「確実に近づける」のは間違いありませんが、「確実に成功できるわけではない」ことをお忘れなく。

まとめ

私も40年以上の人生の中で、羽陽曲折いろいろありました。

対したレベルではありませんが成功も経験しましたし、完全に心が折れて廃人になりかけたこともあります。

そんな経験の中で「成功しても永遠に成功し続けられるわけではない」ということや「成功を維持するためには、成功するまでの過程以上の努力が必要だ」ということを学びました。

継続して努力できない人間は、成功しても遅かれ早かれ落ちていきます。一方、努力していたとしても、世の中の流れなどのどうしようもない影響を受けて、成功を維持できないこともあるんですね。

そう考えると「成功」って儚いものかもしれません。

ただ、努力して一度成長したら、それは自分の血となり肉となりますからね。

成長のための努力について、一度考えてみてはいかがでしょうか。